不動産投資の新市場 −両津勘吉−
 1999/11/18(木)発行分
 一昨日緊急コラムに於いて、01・02銘柄の紹介で三井不動産・三菱地所を載せておいたが、昨日偶然日経新聞1面に東京証券取引所が不動産投信の新市場創設という材料を発表し、三井不動産は2日連続ストップ高、三菱地所は昨日ストップ高、本日は184円高と急伸した。まだ規制・税制等詳細が明らかになっていないため何とも言えないが、機関投資家・個人投資家のマネーを呼び込み、不動産マーケット及びデベロッパーに対し有益に働こう。


 米国ではこのようなファンドが多数有り、過熱してくると株価(ネットアセットバリュー)上昇、そして利喰い売りが入り新規資金の呼び込みが難しくなり(実際はオープンエンド型投信が多く解約が増える)、逆に冷え込んでくるとマネーが入りだし、不動産の資金供給源としてうまく裁定が働くらしい。

 今回の新聞記事ではオープン型かクローズドエンド型なのか、米国のような不動産のキャッシュフローを基にするタイプなのか、さっぱりわからない。
 しかし優良物件に関しては間違いなく流動性が高まり、デベロッパーの資金負担も減少するであろう。

今後この材料が出る毎にフォローしていきます。


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