仕手株について −両津勘吉−
 1999/12/10(金)発行分
 私は、ボトムアップリサーチャーを目指しております。日経やプレスリリースあるいは人脈による情報を関連付けながら銘柄を探し出し、訪問面談あるいは電話取材で裏付けをとり、バリュエーションが低いと判断した場合に投資家に推奨するというスタンスです。要するにファンダメンタルズ重視。

 しかしながら、個人投資家の方にとってはやはり、材料仕手株への根強い人気があり、載せるべきとの声が有ったため、関連Web「億の近道on the Web」に「仕手株を追え!」を設置し、数銘柄掲載してまいりました。

 仕手株はご存じの通り、その企業の業績などは全く関係ない世界で株価が動くため、私の銘柄選びスタンスとは真っ向から対立するわけで、非常にジレンマを感じておりました。
 Webの「パフォーマンス」を見ていただいても分かる通り、私のスタンスでチョイスした銘柄は、ほぼ予想通りあるいはそれ以上のパフォーマンスを演じており、私は以下の決断をいたしました。


 やはり自分の目指す路線とは違うため、今後、材料仕手株は扱うのを止めることにします。それに伴ない、Webの「仕手株を追え!」自体も削除させていただきたいと思います。

 仕手株ファンの読者の方々には申し訳ありませんが、私の投資哲学とも言えるべき事なので、どうかご理解いただきたいと思います。


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投資に当たっては投資家自らの判断でお願いします。
億の近道 on the Web
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