来年の展開は? −両津勘吉−
 1999/12/29(水)発行分
 MTI(店9438)−99/10/04にHPで紹介−が、遂に1億円の大台…といっても、残念ながら分割の権利付き最終売買日までに果たせなかったが、12月27日権利落ち初日の商いで、前日の引け値9300万に対し1:15の分割であるので理論的には620万円に対し、寄付きから買いものを集めストップ高の720万円で寄付いた。
 そして昨日・本日とストップ高で、分割前1株持っていれば現在920万円×15株で1億3800万円の資産保有者となる。
MTI株保有者の方おめでとうございます。


 さて、Q&Aで「来年はどんな展開?」といった質問が見受けられますが、どうなるんでしょうね?
私はエコノミストでもストラテジストでもない・・・といって逃げたいところですが。実は明日アイリスジャパンの方から、来年の相場展望についてコメントがでる予定になっており、それを楽しみにしているのです。
とはいっても少しだけコメントさせていただきます。


 やはり相場の牽引役は外人投資家で、彼らがどう出るかによって変わってきます。先日、米系投資顧問の部長ファンドマネージャー氏が、紙面で「米系資金は日本株に対し少しオーバーウエィトである」(何の指標がモデルかは失念)とのコメントを出しておりました(このファンドマネージャー氏は腕が目茶苦茶いいと聞いております)。
要は、どのくらいの配分が日本市場に来るかです(年金は国際分散投資をしておりますので日本のウエイトをどうするかです)。ウエイトを落とすのかそれとも上げるのかによって戦略がガラッと変わります。
米系年金で友人のアナリスト兼ファンドマネージャーに電話しましたが、私と同様風邪のようで会社を休んでおり、来年ゆっくりヒアリングさせて頂きます。

 どんなマーケットであろうと、いずれ成長株は評価される。中小型株ファンである私は自分の道、すなわち成長株発掘に邁進していきます。
結局お前の来年予想はないのかと聞かれそうですが、正直なところわからんというのが本音です。

 ではどんなセクターか?
 まず情報通信は否定しません。ただ、いつまでもソニー・富士通じゃ、ちっともおもしろくない。むしろソニー・富士通が儲かれば、その下でおいしい思いをしている企業がありますので、その辺りを狙いますね。


 ネットでPCもいいですが、携帯はこれから。今年、携帯関連はかなり物色されましたが、まだまだ買える銘柄があるでしょう。

 ネットといえば、マーケットではネットのハード及びソフト関連が今年はとんでもない値段まで買われましたが、隠れたネット関連があります。それはどんな銘柄についてもいえるのですが、ネットを販促ツールとしていく会社です。
営業マンを雇うということは人件費が嵩みますし、ネットなら安いものである。B to Cを結構バカにする方もいらっしゃいますが、ここでやるかやらないかで先行き、かなりの開きがでることでしょう。

 この前住宅のHPを見てましたら、マルチメディアハウスというふれ込みのページがありました。去年だと思いますが、松下が大手では初めてマルチメディア住宅の構想を発表し、話題になりましたが、家の中に大容量のHDDをどんと置き、風呂・電話・セキュリティ・トイレなどを家庭内LANで接続、外から携帯で家の中を覗けるようになるんでしょうね。

 以前、内田洋行でも記載しましたが、2002年に学習指導要綱が改正となり、私たちが小さい頃は、塾に行っているのが担任の先生にばれると怒られたものですが、最近は学校の先生が塾を推奨するという、私には理解できない状況(ちなみに私はまだ30ちょいですが)。ところが文部省(文部省もしくは政府機関)が、「塾を学校教育の補完的なものとする」なることを言っているのだから驚きです。

 しかし、今の塾の形態とはちょっと違った風になるのでは・・と私は考えております。なぜかというと、数学・理科・社会・国語(なんでこの順番かというと、後の2つの科目が私は大嫌いだからです)+レクレーションのようなものがうたわれているからです。これが実行されれば塾は儲かる、おまけにべーゴマ・タコなど、おじいちゃん方の登場となれば、働き場所や所得税は増えるし年配の方も病院に行く暇もなくなっちゃう(病院を空売りだ…できるわけない)。ただ塾を買うのは少しタイミングが早すぎますが・・・。

考えれば考えるほど買える銘柄が出てきてしまいます。続きはまた明日。


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