1月月次報告 −両津勘吉−
 2000/02/09(水)発行分

  『日本電子工業振興協会は、昨年11月に予想した今年度のパソコン国内出荷台数を早くも上方修正してきた。それによると、1008万台を1050万台以上へと修正。昨日発表された平成11年度第3Qの出荷実績が、240万8千台と前期比+30.0%と、四半期ベースで過去2番目の高い伸び率(金額ベースでは+22%)で、一般コンシューマ向けが快調であるとコメントしている。企業向けも、Y2Kに絡む落ち込みが少なかったと言い、平成11年度通期950万台を下限に、更に伸びそうという』。

 こういう記事が出ている中、ヤマダ電機(店9831)の1月の状況を報告させて頂きましょう。
 既存店は+14.3%と、3ヶ月ぶりの2桁回帰で予算比+9%、全店では+42.2%と、予算比+11%だ。全店ベースPCが倍増以上、白物も好調と、下期の予算をクリアーしている模様。

 次いでワタミフードサービス(東7522)の1月(和民+和み亭)ですが、既存店+3.0%(客数+5.4%、単価−2.2%【−54円】)、全店ベースは+41.1%(客数+45.4%、単価−3.0%)である。
 今期4月からの累計は、既存店が+0.2%(客数+2.3%、単価−2.1%)、全店が+41.0%(+44.2%、−2.2%)。
 1月は、意図的な平均単価の低下及び、宴会の件数低下により、単価は下がっているが、低価格戦略によるフリー客の増加により、既存店が堅調な結果に終わった。今期の出店は、和民31店・和み亭4店の計35店に修正している(1月は出店なし)。
  1:1.2の分割を既に発表しており、現在の500株単位を更に引き下げる事を検討中。

 伊藤園(東2593)の1月は、Y2K及び前年1月のバーが高いせいか、主力の緑茶が今までの二桁増から+2.5%という結果になり、ドリンク全体で二桁キープが+6.4%に終わっている。全体では+5.6%と、今期に入ってからの累計は+11.6%と計画並み。

 ファーストリテイリング(東9983)の1月は、既存店+49.3%(客数+53.7%、単価−2.9%)、1月までの累計は+50.5%、直営店計では+73.5%(客数+79.4%、単価−3.3%)、。1月までの累計は、+74.9%。

 ファーストは個人投資家からの要請で、それ以外は、我々「億の近道発行プロジェクト」を応援し、証券会社の情報を何でも教えてくださる凄腕ファンドマネージャーの方が、「一般の方にも早く知らせてあげたら」の鶴の一声がありましたので掲載いたしました。

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