リベンジ!ネット株特集
 
−億の近道発行PJT&炎のファンドマネージャー−
 2000/06/13(火)発行分

 本日は直近公開のインターネット関連企業をチェック!!
 高値からどの程度下げたかは皆さんで調べてみて下さいね。ここでは時価総額に注目です。
 それにしてもIT関連ベンチャーの株価はまだ高い。それでもまた、NASDAQが上がれば人気化するだろう…。ヤフー、楽天に次ぐ時価総額の大きな銘柄の登場に期待しよう。
 本当は小さく生まれてでかくなれば良いのだが…。

【直近新規公開したインターネット関連企業の時価総額比較(6/7時点)】

銘柄
株価
時価総額(A)
今期予想
経常利益(B)
(A)/(B)
今期売上
成長率
4689 ヤフー
4350万円
2兆4795億円
52億円
477倍
2.2倍
4741 IRI
1160万円
1508億円
1.2億円
1256倍
71%
4753 オンザE
211万円
274億円
1億円
274倍
3.0倍
4747 Cフィッシュ
700万円
700億円
-35億円
-6.8倍
9449 インターQ
11600円
1416億円
11億円
129倍
62%
4751 サイバーA
640万円
290億円
-3億円
-7.2倍
4759 バリューC
401万円
635億円
7000万円
907倍
4倍
4755 楽天
720万円
7108億円
14億円
508倍
5倍
4740 リキッドAJ
249万円
323億円
-9.3億円
-3倍
4757 インテリ
1270万円
977億円
8.4億円
116倍
22%
4758 CIS
1785万円
1156億円
7.3億円
158倍
29%

上記のデータを参考にして、これから新規に公開してくる銘柄で億の資産を作りましょう。

 これまでマザーズに上場してきた銘柄は大きく値を下げていますが、これからの関心事は、これらのリバウンドと、今後出てくるNASDAQジャパンへの新規上場株の動向です。

  6月19日のスギ薬局(7649)、クリークアンドリバー(4763)、エックスネット(4762)、デジタルデザイン(4764)のほか、23日上場のモーニングスター(4765)が関心を呼ぶでしょう。

 炎のファンドマネジャー氏は、既にこの中から有望銘柄をセレクトしたとの未確認情報が入ってます。皆さんも上記のデータを参考に銘柄を選んでみて下さい。でも、異常に高い銘柄がありますからくれぐれも安易に判断して怪我をしないで下さいね。
 一寸したお金持ちでないと買えない銘柄ばかりですが、意外にもこの株?は買い易い…かも。後は秘密。

 氏は近い将来、有料ページをオープンするそうで、そこでは月額1500円程度出せば新規公開株に関しても新鮮なネタが見出せるそうです。氏は某大手証券の引受関係とも直接やりとりしていますから、情報は多い筈。それでも、新規公開株全てを把握するのは大変だと愚痴をこぼしていました。

 そうそう、炎のファンドマネジャーから上記の銘柄群の公募価格と、それではじいた時価総額を参考までに示して貰いましたのでご覧下さい。

●スギ薬局(7649)
公募価格7000円、予想EPS228円、PER31倍
今期経常利益の伸び率36%、経常利益26億円
中部地区のマツモトキヨシ的存在。北海道のツルハやジャスコと緊密な関係。
時価総額440億円。
多少プレミアムがついているので、初値買いは避ける方が無難。できれば5000円割れをセカンダリーでは買いたい。

●クリークアンドリバー(4763)
国際証券が主幹事。6月8日に値決め。上限は350万円。
映像・マルチメディア等のコンテンツ制作活動の管理・運営プロデュース。 1990年設立。従業員数61名。売上高はまだ小規模ながら、前期44%増に続き、今期も30%増を見込み、つれて経常利益も今期1億9000万円の黒字を見込む。前期比175%増で数字上は成長性を表している。
時価総額は391億円。

エックスネット(4762)
6月19日NASDAQジャパン上場予定。Xネットサービス及び機器販売事業を手掛ける。主幹事は大和SBCM。公募価格は550万円。
大和の担当者は、この公募価格を300万円以下に抑える意向だったようだが、この値段なら時価総額は277億円にしか過ぎず、既に前期実績で5億円の経常利益が確保されていることからすれば、これまでの例でいけば500億円以上はあっても良い。この株はぜひ公募をゲットされることをお奨めしたい。
公募は400株、売り出しは600株。NASDAQではスタンダードタイプで分類されており、売上高の伸びなどは前期23%となっている点には注意。

●デジタルデザイン(4764)
これも主幹事が大和で、NADAQジャパンに19日上場。他と違ってこの銘柄はグロースとして扱われており、今後の急成長が見込める銘柄として評価のこと。実際に、前期実績の売上高の伸びは3倍、経常利益は20倍となっている。
但し、売上高は2億7000万円、経常利益は2000万円の実績。無配でもある。
ビジネス内容は業務システムの受託開発、及びミドルウェアの企画開発がメイン。公募価格は150万円で時価総額は72億円と低い。
担当者もこれは抑えることができたと言っていた。
過去の例からすれば、200億円〜300億円程度の時価総額はあっても良いかと思われる。

●モーニングスター(4765)
ウエブサイト経由での金融商品の比較情報提供などを行うソフトバンクの息のかかった情報提供企業。
社長の七海氏とは面識があるが、元IRギャラクシーの代表で、IRサポートビジネスを展開してきたという実績がある。
今期の売上高は2億8900万円と、まだ立ち上がり時期にある。経常利益は2100万円の黒字に転換見込む。但し無配のまま。14日が値決め。上限価格700万円で、時価総額は1010億円となる。
いかに成長性を見込んでいるかだが、まだ個人に対して投信情報を送るというビジネスが一般化されていない現状からは些か割高のような気がする。

詳しい話はまた改めて。今回はこれまで。

 


あくまで投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり内容を保証したわけではありません。
投資に当たっては投資家自らの判断でお願いします。
億の近道 on the Web
質問・要望事項はこちらまでメールを。

当ページの無断転載・引用を禁じます

戻る