シリコンバレー報告#3 |
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次に訪れたNTTドコモUSラボラトリーズは昨年11月に創立された新しい研究所で、ドコモの対米国戦略の第一歩となる前線基地でもある。米国で進んでいるネットワーク技術を、現地の研究者を採用することで取込み、そして開発した技術を日本に送ると言う使命を受けている。 ここでは現在、第3世代(IMT2000)の次世代である第4世代技術の一つとして、ソフトウェア無線を考えている。ソフトウェア無線は、ハードウェア(部品回路)である無線機の中身を、ソフトウェアにして書き換えすることで世界対応の端末を目指す方法である。これにより新しいサービスの提供を端末の買い替えでなく、書き換えで賄うことが可能となり、また、一斉ダウンロードでバグの修正も行えるなど用途は広いと見られる。 このところ多発しているi−modeのダウンについて、同社では「サーバーの必要量の読み間違えであり増強する」とコメントしているが、社内での反応はどうも違うようである。 <つづく> |
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