米国人投資家に対して思うこと |
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私が日本にいるからそうなのかもしれませんが、海外の企業が良く見えません。AT&Tやウオルトディズニーが何をやっているかは知っていますが、メインのビジネス以外はさっぱりわかりません。 しかし、海外において日本株を運用しているファンドマネージャーが現実には居るのですから、良く情報を集めているものだと思います。 詳細は言えないのですが、例えば「松下通信製の携帯電話が売れるのか」という質問が来たとします。そして、「マーケットにおける位置付けはどういう状況なのか」と問いただしてきます。 松下通信はあくまで例に過ぎませんが、松下通信製の端末は足許絶好調です。光通信はドコモを扱っておりませんが、BIGグループではドコモ系でNEC及び松下が売れていると言います。特に松下製は足りないようです。auではまだカラー液晶が出ておりませんが、ここでもやはり松下製のモノクロタイプが人気を集めているようです。J−PHONE系では、全般、カラー液晶端末が不足ぎみですが、シャープ製に人気が集まっているといいます。 ちなみに松下通信はどう言っているかというと、209タイプは生産後直ぐにトラックにのせて、さようならの状態で在庫はなし、特に折りたたみできる209S(8月19日から販売開始)は全く在庫がないと言い、足許、新製品の出荷は想定以上になっている状況です。 このように、裏を取り、外堀を埋めていくようなリサーチを米国人はしているのか…と、大分前に感心しました。手間暇かかりますが、皆様も身近なところから始めてはいかがかな? |
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