モデルポートフォリオ
 
−大原部長−
 2000/10/06(金)発行分

 大原です。
 毎年、長男の誕生月(ですから年に1度だけ)、モデルポートを公表しています。ちなみに、昨年度は、36%のリターンでした。一昨年度は91%のリターンでした。
 昨年(99年10月−2000年10月)は、アンリツを800円台、豊田合成を3000円台、日本ファウンダリを50万円台、三井金属を500円台、日立を700円台で組み入れることが出来たため、健闘できました。
 小型株ではニッタを800円台で入れました。その他、村田、ローム、TDKがしっかりしていました。一方で、ジャストシステム、ケンウッド、IOデータ、昭文社などを入れたのは大間違いでした。
 結局、36%の絶対リターンで、TOPIXがフラットでしたので、36%のアウトパフォームでした。
 昭文社のような、大失敗があったため、30%アウトパフォームといっても、落第すれすれの水準です(わたしが顧客なら、運用先を変えます)。

 一昨年(98年10月〜99円10月)は、例外的に調子がよい年でした。
 山一電機の1200円、ロームは1万円、東芝が400円台、NTTデータが40万円台、ニコンが900円台、日東電工が1500円、ファナックは3900円、パイオニアが1900円、日立電線が400円台で組み入れました。
 それでもようやく1年で90%を超える程度の絶対金額の増加です。TOPIXも同期間に40%以上上がっています。ですから50%程度のアウトパフォームです。失敗がなかったため、この年は合格水準です。唯一の失敗は、東京応化を2800円で入れてしまったぐらいです。

 振り返ると、この2年、株式投資は順風でした。
 もちろん、実際の運用には、小売、サービスなども加味して運用しているため、上記のようなハイテク一本やりではありません。

 今回(2000年10月〜2001年10月)私が選んだ15銘柄は、以下の通りです。キーワードは、オリンピック。世界を相手に金メダルを獲得できる可能性のある15社を選びました。

 2000年10月4日設定:(1年間入れ替えを考えていません。) 
○4185JSR ○4203住友ベークライト ○5333日本ガイシ ○6361荏原 
○6504富士電機 ○6751日本無線 ○6758ソニー ○6827東北パイオニア
○6949キンセキ ○6954ファナック ○6961エンプラス ○6963ローム 
○6981村田 ○6999KOA ○7201日産

 絶対的な自信があります。この銘柄群でアンダーパフォームするとすれば、日経平均は12000円になっているでしょう。(大原)


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