先日(10/6号)、わたしのモデルポートフォーリオを公開しました。
98年の10月に設定し、1年目はTOPIXを46%、2年目は36%アウトパフォームしました。
しかし、3年目は設定(2000年10月4日)以来、今日まで苦戦。TOPIXが同期間11%下落しているのに対して、12.7%下落。1.7%インデックスをアンダーパフォーム。絶対金額ベースでは、10月以降、13%弱減らしてしまった。それでも98年10月から考えれば2.3倍の水準ですが、単年で負けるのはプロとして許されない。残り、10ヶ月余りですが、十分逆転できると考えています。
個別で見れば、ディフェンシブのつもりだった、富士電機が富士通の含みが急減、ディフェンシブ足りえなかった。
そして、苦戦した最大の原因は、日本無線。経営力の問題もさることながら、良質のGaAsチップ供給を富士通グループに依存している構造的問題がある。彼らの競争力が長期的に維持できるかは疑問だ。WB−CDMAというテーマに踊らされた感が猛省。
ソニーも方向感がない企業だ。半導体をがんばって、東芝のようになりたいのか!?
しかし、その他の銘柄の自信は揺らいでいない。この15銘柄で自信がすでに揺らいでいる順に正直に言えば、日本無線。自信がある順に言えば、村田、ローム、エンプラス。
アップサイドのポテンシャルが大きいのは東北パイオニアだが、目先は設備投資の動向が気になるので、タイミングとしてはまだ先かも。
キンセキはバリューだが、ローパスフィルタ事業が10ヶ月後には大きな確信に変わっているだろう。
2ヶ月も経っていないのに、入れ替えたい衝動にかられる。実際は、50銘柄以上運用しているんです。消費は崩れる、ハイテクはぼろぼろ、ソフトは論外、この相場で心労はピーク。それもで、ハイテク一本槍で、1.7%の負けは、十分挽回できる。
となるとセクターニュートラルという運用は意味があるのか?(大原)
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2000/10/01
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2000/11/22
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1 |
4185 |
JSR |
720
|
725
|
2 |
4203 |
住友ベーク |
1260
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1089
|
3 |
5333 |
NGK |
1583
|
1425
|
4 |
6361 |
荏原 |
1595
|
1450
|
5 |
6504 |
富士電気 |
395
|
330
|
6 |
6751 |
日本無線 |
1045
|
680
|
7 |
6758 |
ソニー |
10760
|
8010
|
8 |
6827 |
東北パイオニア |
5080
|
3660
|
9 |
6949 |
キンセキ |
1255
|
1300
|
10 |
6954 |
ファナック |
11950
|
8690
|
11 |
6961 |
エンプラス |
5400
|
4400
|
12 |
6963 |
ローム |
29100
|
26400
|
13 |
6981 |
村田 |
14400
|
14750
|
14 |
6999 |
KOA |
2700
|
2380
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15 |
7201 |
日産 |
646
|
700
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