マンダム(店4917)

2000/05/25更新

2000/05/25(木)

マンダム(店4917) ☆☆☆☆

同社の決算説明会が本日行われた。

連結
売上
営業利益
経常利益
NET
EPS
2000.3
40344
+13.5%
5067
+13.6%
4177
+28.0%
2105

+33.0%

89円
2001.3
43000
+6.6%

5800

+14.5%
4500
+7.7%
2500
+18.8%
100.75円

 終わった前期は国内が堅調、業界が伸長しない中ギャッツビーが10.4%増、ルシード・アズイズなども良好により業績を牽引した。また海外においては東南アジア中心に回復し、特にインドネシア子会社の業績回復が著しく、97年の通貨危機から連続最高売上を記録するなど絶好調で、プラスチック容器から一貫生産している工場は、やや生産が追いつかない状況だという。

 こうした状況を昨年度の株式マーケットは評価し、同社株価は値を飛ばした。今期は為替の変動リスクがあるものの、海外が引き続き二桁増を目論み、国内景気が回復傾向とはいえ消費はあまり期待できないと判断している。要は昨年好調であった分増収率は鈍化する計画を立てており、商品別ではギャッツビーが前期147億が158億(国内では前期128億が135億)、ルシードが前期30?億が34億といった具合。

 気になる足元の状況であるが、4月91.2%、(国内89.2%、海外140.9%)、5月は23日までの段階で80.5%(国内78.3%、海外124%)である。去年4月の国内が132%と昨年のバーが高いこともあるが、この月次をみると強気にはなれない。

2000/03/06(月) 

マンダム(店4917) ☆☆☆☆
 マンダムの2月の売上状況が明らかになった。
+3.4%と4−2月累計売上は+13%で通期計画は+16%の320億円。新商品の出荷が始まり売れ行きが判明するのもまだ先のことで、即売りとは判断できない。株価も安値圏にあり様子を見たい。

2000/02/08(火) 
マンダム(店4917) ☆☆☆☆
 1月の売上状況がおもわしくない。前年同月比−16.6%、単月の計画比でも28%のマイナス、4−1月累計売上は14%増となってしまった(通期単月計画は16%)。あと2ヵ月あるが、このままの伸び率だと計画未達になってしまいそうだ。
 1月は新製品を出す前の閑散シーズンで、去年2000年問題の反動が少なからずあるかもしれないが、同社でもこの不振について即答出来ない状況だ。現在解明中(数字が悪くとも直ぐ開示する同社の前向きな体制には評価したい)。
 では、今度出てくる材料の日程だ。
 絶好調のインドネシア子会社が12月決算で、これが2月中に出てきそう。新製品の出荷は2月下旬からで、店に並べられるのは3月の上旬頃からだ。
 売り急いでいる方もいる様だが、3月の状況をチェックすべきだ(基本的に私はまだ「売り」の判断はしていない)。

2000/01/19(水) 
マンダム(店4917) ☆☆☆☆
 マンダムを再度フォローさせていただきます。
 この一週間で株価がどんどん上昇し、新製品の発表は1月下旬だし何かなあと考えていたら、昨日新製品が発表、春から販売開始となる。今回の商品は例年より充実したもののようで、通常、新製品の売上計画は90億円くらいだが、今回は132億円(小売価格ベース)を計画している。
 どういうものが発売されるのか。今まで女性用と思われた製品が男性用にギャッツビーブランドで登場。また薄い方のための「活髪」にシャンプーが加わるという。
 さあ、春からは朝早起きしてお肌の手入れをしてから会社に行く事にするか。シャンプーはぢんぢ部長に使ってもらおう。
 株価は結構上昇、機関投資家の利食いが入っていますし、マーケットメイク銘柄で値を飛ばしやすいので少し様子見、深く押したら6ヶ月位のタームで投資したら如何かな。
2000/01/06(木) 
マンダム(店4917) ☆☆☆☆
 12月の売上情報が入ってきた。
 今期に入り4−12月累計売上伸率は16.5%増と好調持続である。ギャッツビーが同期間累計27.6%増、ルシードL同22.1%増で牽引役になっているようだ。
 ただ予算比では1%のマイナスで、今期残すところあと3ヶ月、うまく乗切ってほしいところ。
2000/01/04(火) 
マンダム(店4917) ☆☆☆☆
 9月に4580円と高値を付け、年末は高値後1950円の安値引けとなった同社であるが、足元10月は計画に対し未達、11月も計画に対しサプライズはないと思われる(11月の取材はこれから行います)。
 もともと10・11月は閑散期(閑散期とは言い過ぎかな、需要が少しばかり少ないと思って下さい)であり、若干未達云々のブレはあります。9月に出荷した活髪は初期出荷計画4.5億円を大きく上回る8.4億で、今後リピーターがついてくるかどうかの判断にもう少し時間が必要。但し今期10億の売上見通しを12億に上方修正済で、問題は1950円と安値引けでこのプライスが買いなのかどうかだ。春まで新商品が出てこない為12-3月の売上が読みずらいのである。
 男性の化粧品に対する意識は芸能人から一部若者まで浸透しつつあり、(女性の言う化粧品と男性化粧品の定義が少し違うかもしれないが)今後30代・40代と層が広がりを見せると思われ、長期投資では有望株だが短期的にどうか。
 お金に余裕のある方には取り敢えずこの安いところを1千株拾っていただき、様子見のスタンスで。
1999/11/24(水)
マンダム(4917店頭)  ☆☆☆☆

 以前同社が2500円(8月11日)のとき記載し、9月14日に4580円の高値を付け、足下調整しているのでフォローさせて頂きます。

 中間期は売上170.3億(+20%)経常18.01億(+47%)NET10.2億と大幅増収増益に終わった。ブランド化したギャッツビーが着実に浸透し、上期は31%増と大幅にアップ。これにより皮膚用化粧品は前年比+53%、頭髪用化粧品は+19%と業界がマイナスで推移しているのとは対称な結果だ。連結ではインドネシア子会社が、ルピアベースで最高益更新の模様で計画を上回る。
 この状況のなか、転換社債の株式転換に伴うキャッシュがあり、これを基に設備増強に乗り出す模様。とくに前述したインドネシアがフル生産のため、設投すれば日本への輸出も可能となり、全体として原価削減につながるため、同社の先行きが期待される。
 同社は新たに3カ年計画を打ち上げた。2002.3期に売上500億円、NET35億円だそうである。

1999/08/12(木)
マンダム(4917店頭)
 7月の国内売上が29.1億円と3ヵ月ぶりの過去最高 全体売上も前年同月比10.0%、4月▲0.6%、5月+2.0%、6月+8.6%、上期会社の計画+2.0%に対し4−7月累計+4.9%。
 ギャッツビー及び昨年今年出した新製品の好調が続いている。トレンディに記載されていたが男性用油取紙でトップ、8月出荷予定の育毛剤も引合いは好調だという。
加えて93年5月7日発行のCBの転換も進んでいる模様(転換請求最終日2000年3月31日)。
8月11日2500円
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