カナレ電気(店5819) | 2000/07/13更新 |
2000/07/13(木) | |||
カナレ電気(店5819)
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内容は前回お伝えした通り、衛星デジタル関連の需要増に加え、テーマパー ク・サッカースタジアムなど大型物件の納入が順調に進み、米国他・韓国・中国・台湾向けが伸長した。 1QのNETが1.25億円で、単純に4倍すれば5億円となり、通期の計画3億円はいくらになるのであろうか? しかも、同社の売上は3月に大きく立つため、単純に4倍とはいかずそれ以上の業績になる可能性もある。炎氏が試算した単独EPSは130円、連結で は140円であるが、果たして…。 |
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2000/06/30(金) | |||
カナレ電気(店5819)
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同社は4Q制決算を採用しており、足下は好調に推移している模様。 同社は、何年か前に光半導体の研究を株式マーケットで発表し、マーケットの話題になった。ナノテック研究所なるものを持っており、そこの加納研究員という方が特許を出されている。この半導体は量子波の干渉による特殊な現象を利用したもので、原材料により異なる波長が発生し、これがいろいろなものに使えるらしい。 株価は本日1820円の高値を付け、炎氏の記事(5/18号)で買われた方はハッピーであろう。 蛇足ですが、炎のファンドマネージャー氏のHP(有料:月1500円から)が完成し、オープンは近々の予定らしいです。 |
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2000/05/18(木) | |||
カナレ電気(店5819)
☆☆☆☆ 放送・通信用電線及びその付帯器具を製造・販売する同社の業績は、今期以降大きく伸びる可能性が出てきた。デジタル化の流れの中で、より付加価値の高い高性能な放送用ケーブル・コネクタが伸びてくると見られること。加えて昨年から参入した通信分野においても、人員の削減を進める通信会社向けに省力化に対応したコネクタ需要の増大が見込めるためだ。更には、平成4年から開始した光半導体研究の成果が実を結び、事業化の目途がつきつつあることも大きな成長に繋がると期待される。 前期の業績(連結)は各テレビ局の設備改修需要に、間もなく始まる衛星デジタル放送に向けた放送設備需要が加わり、放送機器メーカー向けなどに売上げ好調。地方の公共施設向けを中心とした電設業界向けは減少を余儀なくされたが、小売り店内に設置された映像複合システムや、スポーツ競技場、大規模テーマパーク施設等の需要増でカバー。その結果、売上高は期初予想を上回る63億6000万円(+3.8%)となった。 同社は主力の放送・電設分野においては同軸ケーブル、BNCコネクタ、さらに光ケーブル、光コネクタの普及に注力。特に光カメラケーブルはスポーツ競技などのテレビ中継に使われ、今後の成長に期待。市場規模が放送市場の10倍とされる通信分野には、昨年1月から参入。従来品に比べ接続品質が高く、コネクタ価格が安価である上、大幅に省力化できることから同社のコネクタ製品は各地の通信交換局、携帯電話基地で標準採用されつつある。 さて、こうした従来からの延長にあるビジネスだけでは同社の成長にも限界があるが、長期的に見るとこれまで続けてきた光半導体の研究がビジネス化されることが更なる成長のポイントとなる。 【同社の光半導体研究について】
同社の株価は、今年に入って1350円から1700円というボックス圏内での動きを続けている。このところも、全体相場が波乱を描く中にあって、1350円安値を見た後、すぐに1600円まで戻し、1500円台での推移を続けるなど安定した動きを見せている。ただ、3月頃想定していた5月頃1800円、6月頃2500円の目論見がやや穏健なまま留まっているため、多くの投資家にとっては不満が募り始めているに違いない。 下値では買いたい向きは多いが、上値を追ってまでは買ってこない現状は、決算発表以降も継続しているため、今しばらくは継続の可能性がある。と言っても売り物がたくさん出ている訳ではなく、1600円まででせいぜい1万株程度ある状態なので、一旦動きが出始めると一気に人気化することも想定される。そのきっかけは光半導体に関する新聞等による報道となろう。 上記の内容は、既に会社側から出される決算短信に記載されており、時期を追って新聞マスコミでも伝えられるかと思われる。今回の内容で重要なのは、事業化にあたって、有力企業と組む可能性があるということだ。今後、徐々にその事業化にあたっての内容が明らかにされていけば、株価は大いに反応するものと見られる。(炎のファンドマネージャー)
当社は☆☆☆☆とします。(5/19) |
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2000/04/13(木) | |||
カナレ電気(店5819)
☆☆☆ ナノテック研究所での光半導体の研究開発が進展し、今年の秋から来年にかけてビジネスの方向性がより明らかになるとの期待から、株価が動意含みになりつつある。 同社ではLED(発光ダイオード)と受光部分のフォトダイオードの開発を並行して進めており、量子波干渉という最新技術の活用で光半導体の性能向上に成果を上げたと相当の自信を示している。いずれも高性能だが、低コストでの製造が可能となることがポイント。放送用のケーブル事業という比較的地味な業態は、こうした光関連製品の展開で様変わりになると内部での期待が高まっている。 今期は研究設備の前倒し償却がなくなることから業績は通常の数字に戻る。足下の業績は予想以上に好調であり、こうした点も株価の支援材料となろう。対外的な発表は控え目にしたいとの意向はあるが、今期連結EPSは100円を突破することが予想されることから、1600円前後の株価水準は光関連銘柄としては割安感が強い。本日(4/11)は1600〜1650円程度で売り物を拾っている向きがあるが、ここで値固めしながら徐々に上値を追うのが理想的な姿だ。(炎のファンドマネージャー) |
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