放電精密加工研究所(店6469) | 2000/10/13更新 |
2000/10/13(金) | |||
放電精密加工研究所(店6469)
☆☆☆ (3)表面処理事業
(4)機械装置事業 【公開番号】 特許公開平11−320300
多品種少量生産が可能であり、高寸法精度を確保し、低コストで複雑精密加工が可能である複合加工装置を提供するとなっており、NC装置加工及び塑性加工でのメリットのみを追求したマシンであり、異形状の積層を自動で製作出来るマシンを、世界で初めて開発したのである。
【総論】 現在の60数億円の売上は、早急に100億円に到達すると考えられ、3年後・5年後には現在の認識と違う姿になっていよう。マーケットは光ファイバーの材料にポジティブだが、同社にはそれ以上の材料がかなりある模様である。 利益は売上拡大に伴う以上にアップしましょう。当然自動生産システムなどお手の物だから、売上原価は前期売上高が減少したにも拘わらず70.5%から67.5%に減少している。今後は更に原価比率は下がり、粗利は高まるだろう。 時価総額が小さく、機関投資家の買いは期待できませんが、将来は非常に有望な企業です。 ☆☆☆(サイズがもう少しあれば☆の数を増やすのだが…) |
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2000/10/12(木) | |||
放電精密加工研究所(店6469)
先達て日本ガイシを少しばかりリサーチしていたこともあり、放電精密加工研究所には興味がありました。理由は、同社の売上上位3番手の顧客が日本ガイシであるからです。 1.放電加工事業 などの加工方法があります。 放電加工事業は、原動機・タービン向けが同事業の5割以上を占めており、特に三菱重工向けの比重が高い。他の放電加工は自動車向けが多く、トヨタ、日産、ホンダなどに同社の加工技術が生かされている。 終わった前期の同部門売上は、25.7億円と6.9%の減少であった。産業用ガスタービン加工向けが好調であったが、自動車向けに受注が減少した。 今後同事業の伸びを考えた場合、自動車向け受注は生産台数にパラレルに近い動きを示しそうで、あまり期待は出来ない。 一方、原動機・タービンは三菱重工の受注の話題や、今後相当なマーケットになるであろうと思われるマイクロガスタービンなどが牽引し、同事業を2桁成長に押し上げる事であろう。 日本では放電加工の専業がほとんどなく、一部の鍍金屋さんが細々とやっているか、それともメーカー(大企業)が内製している程度。同社は国内でダントツの企業である。放電加工では被加工物を斜めにしかも曲がりくねったようにポートをつくる事も可能であり、その精密さにおいて同社は群を抜いている。 前後しますが、ワイヤーカットはエピウエハ用インゴットの切断用として、信越半導体と共同で特許を出願しております。 2.金型事業 二酸化炭素による温暖化が叫ばれる中、リーンバーンエンジンは増え、また環境汚染の問題も触媒マーケットの拡大に繋がり、日本ガイシのハニカム及び同社の金型は今後相当な売上げ増が期待できる。 同社では金型事業の成長を1桁後半程度の伸び率と弾いているが、これは非常に堅い想定である。
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