京写(店6837)
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昨日決算説明会が開催された。
四季報には片面・両面板とも復調、連結営業利益続伸とあるものの、終わった前期決算は、数字面において納得のできるものではなかった。
会社側の発表した内容は以下の通り。
2000.3
単位:百万円
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単体
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連結
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計画
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実績
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計画
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実績
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売上
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6308
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6263
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6885
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6391
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経常
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411
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206
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379
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-35
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NET
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442
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343
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410
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160
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EPS
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90.46円
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68.92円
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82.18円
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32.15円
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NETにはレバレッジドリースの特別利益355百万円が計上されている。
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【単体売上】
両面板:自動車・家庭用ゲーム機向けに拡大、予算比+369百万円
片面板:メキシコ工場移管に伴う減少、予算比−303百万円
【単体経常利益】 両面板:急激な受注増加による外注費増大、−28百万円
片面板:売上減、原材料高止まりによる影響、−166百万円
その他:公開費用(本体・子会社)が予算より4千万円オーバー
【連結】
メキシコ工場受注時期のズレによる売上不調により、NETベースで324百万円の赤字。昨年4月に立ち上げたが、年間通して受注が拡大せず横ばいであった。
今期は、連結ベースで売上7804百万円、経常利益233百万円、NET116百万円、EPS21.15円と計画するが、単体のセグメント別では、片面が横ばい、両面が15%増を目論む。単価は、片面が完全に下げ止まり値上げの方向、両面が下げ止まり基調。
肝心要のメキシコ工場は、RCA・GEなど4社群のOEM供給しているトムソンがやっと受注がとれ、これがかなり拡大すると見ている。足下若干の受注が、7月後半−8月本格的になると見ており、見込みベースで現状の月間生産量3−3.5万m2が、夏頃8−9万m2になるという。
このメキシコ工場を含む米の連結は、今期売上13−14億円、経常1.6億のマイナス予想だ。会社側は、前期が底で来期からV字型回復と言っているが、ビジョンとして2003.3期に売上100億、経常8億の数字を掲げており、この前倒し達成の可能性を示唆していた。理由は、技術革新のための先行投資負担が、この業界に大きく掛かってくることによる再編だという。
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現在のPCBメーカー数
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生き残れると予想される数
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米国
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601社
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400社
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日本
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200社
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かなり残る
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欧州
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1000社
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100社未満
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つまり、業界再編は同社に対し有利に働くと見ており、提携・M&Aによる拡大を狙ってのことか?
「強気な社長」と聞いていたが、今回始めて社長の話を聞き、「なるほど」と…。以前、パフォーマンス全開で話をされたと思うが、結果、公開していきなり赤字。来期以降すごい数字になるかもとおっしゃっていたが、確かにメキシコは数量アップするであろう。しかし、参加したアナリスト・ファンドマネージャーは額面通り受け止めていないのでは…。
真実を知るため、早急に買い急ぐ必要はない。
最後に、一緒に参加した海パン刑事が、
「株価が4千円まで行ったのは特別利益という存在を知らないで買ったのかなあー」
とポツリ。
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