日本コーリン(店6872) | 2001/04/18更新 |
2001/04/18(水) |
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日本コーリン(店6872)
☆☆☆ 当社は医療用機器の専業メーカーで、全自動血圧計では国内シェア約60%を有しています。設立は1975年、79年に米国Southwest Research Institute、86年にSRI Internationalなどの研究機関と血圧計に関する技術供与及び委託研究契約を締結し、それらの先進的技術を国内市場に導入、国内では圧倒的な製品競争力を維持してきました。 注目点は99年11月に世界に先駆け発売した動脈硬化診断装置「ABI−FORM」(1台250万円)が急拡大していることです。動脈硬化は血圧や血糖値から2次的に判断せざるを得ませんでしたが、「ABI−FORM」は直接診断が可能です。また、操作が簡単であり、検査時間が5分程度と短く、健康保険も適用されるなどの特徴を持っています。 初年度である前2000.11期は当初計画800台に対し、販売実績は1,140台(20億円)で、粗利益率は実に75%に達しています。学会発表などから認知度が高まり、基幹病院などの導入が順調に進展しました。なお、今2001.11期は3,000台(54億円)の売上げを見込んでいます。器械ディーラー経由に加え、今期より医薬品卸を通じた販売を開始、開業医向け開拓を本格化します。潜在需要は心電図並みの約20万台とされていますから、今後の拡大余地は大きなものといえます。国内向けに加え、インドなど海外市場開拓も推進する意向です。 今期連結業績は、売上高で153億円、前期比31%増、経常利益で32億円、同84%増と大幅増収増益見込みです。「ABI‐FORM」が売上高の約35%、粗利益の約40%を占めるまでに急成長、収益を牽引する見込みです。半面、リスク要因ともいえますが。 アナリスト間での評価も高く、株価は底値から2倍以上に上昇していますが、中期的に2ケタ利益成長は十分見込めるものと考えます。売買単位は100株です。(☆☆☆)(駄洒落)
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