アルメディオ(店7859) |
2001/08/06更新 |
2001/08/06(月) | |||
アルメディオ(店7859) ☆☆☆ 現状においてテクノロジー系の銘柄で買い対象となるのは限定されているが、その中の一つが同社である。 同社は創業以来、コンピュータ関連機器やAV関連機器の品質規格になるテストメディアを提供することで各メディアの互換性を確保し、消費者の利便性に貢献することに努めてきた。今後はテスティングファームとしての基礎を築き、将来は世界に通じるテスティング会社を目指して無限の発展を続ける考えだ。 コアビジネスであるテストメディアについては、テストCDの世界シェアが80%、テストCD−ROMの世界シェアは95%に達している。ここに来て急成長を示しているテストDVDの売上高は、前3月期に前年比84%増の6億2000万円となり、今後も2005年までは枚数ベースで毎年倍増を続ける見通しである。 同社はこれまでハードに対する標準化、互換性の維持のためのテストメディアを供給してきたが、今後はソフトに関しても同様のビジネスを展開することになる。同社は昨年12月にDVDベリフィケーションラボ・クラスBを取得。規格に沿ったソフト作りを促すことで、DVD市場の発展に寄与する意向である。 また今後の事業戦略として、非接触の電波による認証技術であるRFID事業に進出する意向で、このためのシステム会社を7月に分離独立して発足。2005年4億枚と見込まれる、新たな市場に挑戦する。 今後も技術とチャレンジをキーワードに、積極的な事業拡大を期待。今期よりRFID事業の子会社を含めた連結決算がスタート。予想連結EPS103円に対する1000円割れの株価は割安感強い。 (*本日の出来高は1.7万株と多少増加傾向にあるが、問題はテクノロジーストックという点で1月安値までの押し目形成があるのかどうかという点である。) *蔵王産業(9986)も以下の内容で用意しておりましたが、コンテンツ作成後に株価が急騰しましたので、今回は内容紹介だけとします。 今期予想EPS67円 PER9.3倍 環境クリーニング機器の総合専門商社である同社への成長期待が、そうした機器の本格普及期入りで高まっている。 過去の業績は、洗浄機器(洗剤・水・蒸気で洗ったり濯いだりする機能を持つ機器)の売上が伸びたのに対して、清掃機器(掃く、吸うの機能を持つ機器)の売上が減少し停滞を続けてきたが、前期の清掃機器の売上高は前々期中に打ち出した施策が奏効し、39%もの増収となった。 また、バキューム機構付きスチーム洗浄機「スーパースチームバック」などのHACCP対応の新製品投入も寄与。洗浄機器の売上も堅調であったことから、前期は17%の増収、48%もの大幅な経常増益を達成した。今期も売上こそ前期比4.4%増と内外景気動向に鑑み多少控え目だが、経常利益は17%増と引続き2ケタ成長を見込む。EPSは前期の51円から67円に拡大。配当性向30%を基本方針としており、年20円配当を実施する予定である。 地球規模での環境問題への取り組みや、生活環境を重視する社会的な流れが、環境クリーニング機器の総合商社としての同社の役割を高めていくことが想定されるほか、カーペットクリーニングシステムのローコストオペレーションシステムの普及活動や、アフターサービス体制の充実から、修理・部品の売上拡大にも結びついている。 2004年3月期のEPSは90円を期待。300円台からジリ高歩調を辿ってきた株価は、500円前後から本日一気に660円までつけ、短期急騰を演じた。依然としてPERは10倍以下で割安感は残るが、短期急騰後の下振れに注意したい。 (*最近急騰を演じましたので注意しましょう。) (炎) |
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