個別銘柄情報 バックナンバー 1999年7月分
1999/7/26(月)
ベルノ東海(7493名古屋市場)
 本田系ディーラー唯一の公開会社。売上の約半分が新車販売、今期はS2000・オデッセイモデルチェンジ・HRV5ドア効果で新車は16%増を見込むがS2000の人気はハンパじゃない。国産オープンカーではナンバー1のボディー剛性を誇りエンジンも上まで気持ち良く回りさすがバイクメーカー出身のことだけある。
 さあーS2000の予約をしておくか!おっとその前にベルノ東海の株を先に買って利食って頭金を作っておこう。最高益更新中EPSは50円台 株価は922円
1999/7/21(木)
シムリー(9947大阪)
 女性下着・趣味・家庭用品等の通信販売。主流であったカタログ販売シムリーは市況低迷及び競争激化で不振だが若い女性をターゲットにしたイマージュでカバー。とはいえ売上面ではシムリーの抜本的リストラを今来期に行う見通しで減収は避けられないものの、海外生産比率の拡大取引の見直し等合理化が進み前期・今期とも最高益更新の見通し。通販同業他社との比較でも今期最高益見込みは同社のみ、株価は97年安値から7倍になっているがそれでも一番割安。
 機関投資家が拾う前に1百株だけでもいかがかな。
 7月22日引値(1405円▲45円)
1999/7/15(木)
日本ドレークビームモーリン(4688店頭)
 景気低迷が続くなか日系企業が人員削減まで踏み込んだリストラ旋風が吹いている。かつては人員削減といえば外資系企業の代名詞であったが、最近では従来の日本型経営の欠点が露呈、外資系企業のやり方を模倣するところが後を立たない。
 日本ドレークビームモーリンは1982年の設立で97年夏頃までは殆どが外資系をクライアントとしていたが97年秋から状況が変わりアウトプレースメント(再就職支援)をあまり認知していなかった日系企業からも受注が入りはじめ(受注金額の拡大)それ以後業績は急拡大中。
 終わった前期は売上高16.52億円(前年比57%)営業利益5.19億円(48%)経常利益5.25億円(62%) EPS80.8円。
 今期は売上30億円(82%) 経常7.3億円(39%) EPS115.4円と会社は目論む。(売上に対し利益の伸びを低めに立てているのは前期からの受注急増に対し人員を増やしたこと及び本社支社の移転費用計上の為)
 しかしながら再就職までの平均期間は約6ヶ月、前期末受注残26.2億円で今中間期の売上13億円というのはいくらなんでも売上を慎重に見過ぎているのではないか…
 某有力証券では今期売上40億円 経常11.1億 EPS184円と試算している。
追撃買い 引値13500 (+1300円)
1999/7/13(火)
OAシステムプラザ(7491店頭)
 今期会社側経常計画(99/9)では前期比3倍増の7億円予想であるが、主力のPC及びPC関連商品が想定以上に好調な為、第4四半期(7−9)を待たずに計画をクリアーした模様。今期に入り9ヵ月間で8億円台つまり第4四半期分は丸々増額修成分となる。
 第4四半期スタートの7月は10日までで前年比40%増(全店ベース)。(因みに前年7月は20%増と好調な月であった)。去年はWin98の発売があったため8月以降は失速する見方も多いがLCDの人気、ネットの拡大で大きな減速の可能性は低いのではなかろうか。
 今期の出店は4店に止まり来期の出店は7−8店で従来より大きめの店舗を見込む。
 売上は約20%増、粗利益率は今中間期が10.6%第4四半期が11%と改善傾向の為営業・経常共20%以上の伸長となろう。
 EPSは今期75円 来期91円と有力証券は試算する。
注意! あくまで投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり内容を保証したわけではありません。
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