テルモ(東4543) | 2000/11/15更新 |
2000/11/15(水) | |||
テルモ(東4543)
☆☆☆ 通常、中間決算説明会には出席されない和地社長が今回あえて出席されたのも、そうした空気に配慮されてのことだと思います。社長は今中間期業績が計画未達に終わった要因として円高、国内における予想外のステントの不振、原価率の上昇を挙げられました。 ここで、前2000.3期の減益要因は一過性のものではなかったのでは、という疑問が生じます。当社は恒常的に為替リスクにまともにさらされ、競争激化に対応するための投資を強いられ、そのため償却負担が利益を圧迫し続けるという悪循環に陥ってはいないかということです。 ただ、「医療のリスクマネジメント」に対応した製品群を提供しようとの当社の方向性は、評価されるべきものと考えています。 とりあえず、以前に両津さんが評価した「☆☆☆☆」を「☆☆☆」に引き下げ、しばらく注視した後、再評価を考えたいと思います。(駄洒落商会会長) |
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2000/11/13(月) | |||
テルモ(東4543)
☆☆☆☆ 連結業績は3.8%増収、1.1%経常減益と計画未達に終わり、厳しい決算内容となった。 駄洒落商会会長殿、あとを頼みます。 【追伸】 |
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2000/05/17(水) | |||
テルモ(東4543)
☆☆☆☆ 先日テルモの決算説明会が行われた。終った前期は(連結)売上1712億(前年比+7%)、経常266億(−10%)、NET63億(−58%)、EPSは29.8円。95年3月期より連続して増収増益をキープしてきた同社であるが、久方ぶりに増収ではあるものの減益決算となった。しかしながらこれは一時的な要因が重なったためであり、同社の成長路線に変化はないであろう。 売上はカテーテル・ステントの他、TCVS社の売上が加わったため増収であり、減益になった要因としてTCVS社買収にによる費用負担、国内外での最適な生産体制を整えるための設備投資、その結果償却負担が増加、そして円高ということである。 今期以降の予想であるが、まず世界的に薬剤投薬ミスが相次いでおり、それを防止するため同社が開発したプレフィルドシリン。これは投薬時にアンプルから注射器を用いて薬剤を吸い出しているが、間違ったアンプルを使用してしまうケースがあり、これを防止するため注射器自体に薬剤を注入しておく商品である。現状国内においてこの商品は既に出ているが、ビタミンなどに用いられている程度であり、抗生剤他薬剤に広めていこうとしている。同社では長期的に国内マーケットの20%をこの商品に置き換える目標をもっている(同社では2002年3月期に50億の売上目標)。 年率換算10数%の成長性を考えると、3年後のEPSは110円オ―バーとなり、3500円から3600円のプライスは長期的にレンジ変更されよう。 長期前提で☆☆☆☆ |
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