日立金属(東5486)
☆ 〜弱気〜
1)スピード不足。いよいよ改革に着手。だが様子見が賢明だろう
2)主力の36%ニッケル系シャドウマスク材は、PCモニター向けに苦戦が続こう。しかも、マスクは他材料(AK材)へ代替される(第一の二重苦)
3)主力のニッケル系リードフレーム材は、BGAへ代替される。しかもニッケルリードは銅リードへ代替される(第二の二重苦)
4)積層セラミックは、アンテナスイッチでシェア急落(第三の苦難)
5)アイソレータは、2個使いが1個使いになり、需要減が続く(第四の苦難)
6)光スイッチは、メカニカル方式。採用の可能性は高くはない(第五の苦難)
7)希土類はHDDボイス・コイル・モータ向けは撤退の方向(第六の苦難)
8)なぜ、優れた要素技術を持ちながら、なに一つものに出来ないのか?あえて苦難を選んでいるのか?株式市場のイエスキリスト気取りなのか?
9)今後2年は、徹底したリストラのみが頼みである。それしか道はない。第三、第五の苦難から一筋の光が見えるかも
10)来期下期如何では株価400円の下値あり。2年以上持つ覚悟があれば買い下がりだろう。ファンはありがたい
11)これほど経営判断を誤った会社も珍しいだろう。不運もあった。それいったらおしまいよ。森首相並センスゼロ(大原)
|