東洋製缶(東5901) 1999/11/16更新
1999/11/16(火)
東洋製缶(東5901)
 9月中間決算は減収増益であった。これはペットボトルの稼働率上昇による採算改善、事業税組み替え、償却負担の軽減、有価証券評価損の減少など。プラスチック部門以外は全て減収でペットボトルだけが牽引、上期ペットは24%伸びた。
 短期的には飲料全体に占めるペットの比率は上昇すると業界では見ており、シェアトップの同社には恩恵大。しかし中・長期で見た場合の業績はかなり不透明感が強く、ファンダメンタルズの長期展望では同社は買えない。
 しかし本日の相場動向及びメールマガジン「億の近道」にも掲載したが、昨日・本日と01銘柄が動意ついてきており、同社株はなんと本日で8日連続安だ。ここ5年の月足チャートを見ても98年の安値1410円以外の安値圏に存在する。会社の今期連結EPS計画は85.6円だ。

11月16日引値1750円

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