日本無線(東6751) | 2001/10/31更新 |
2001/10/30(火) | |||
日本無線(東6751)
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携帯第3世代の基地局アンプは基地局あたりのアンプ数が2倍程度になることと、技術的に高度になることから、採算は十分にとれるだろう。 特に無駄のない設計力によってLSI数が削減されている模様。 一方で海上無線などの不採算部門については、競合他社とのアライアンスに動く可能性が高い。来期あたりからFOMAサービスが収益へ寄与するため、来期を見据えれば下値不安はない会社のひとつと言えそうだ。 最低6ヶ月の保有をお薦め。(大原)
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2001/02/01(木) | |||
日本無線(東6751)
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1)来期に向けた受注が確認できた。来期営業利益は、200億円を予想。
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2000/10/02(月) | |||
日本無線(東6751)
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強みは、アナログ技術者の熟練度。NECや富士通だと、35歳でマネージャになってしまうが、日本無線では、定年まで現場のエンジニアという方が多い。職人が多い。 基地局のアンプには2つあります。受信用アンプと、送信用アンプです。もちろん、送信用のほうが、付加価値が高い。でも、受信用アンプも、防水などのノウハウがあるようです。 ドコモで1万局、Jフォンで5千局、KDDIで5千局程度の基地局が日本にありますが、TDMA基地局においては、6つのアンテナがあり(3セクタ)、6つの受信用アンプ、3つの送信用アンプが必要です。CDMAでは、セクタが6つに増える上に、送信用アンプは倍の数になる予定です。ですから、送信用アンプは基地局単位で4倍の数量になる。設備投資がかかるわけです。 無線のインフラは、中継系にも使われますし、WLLなどの市場も出現しています。海外は最初から無線インフラという地域も多く、中国大陸などへの展開を考えるとわくわくします。 これまで、新日本無線とのシナジーがなかった点も改善されそうです。新日本無線は音響向けアンプからGaAsのアンテナスイッチやSAWフィルタなど通信へ軸足を移しつつあります。仮に、新日本無線から日本無線へ基地局関連の部品供給が可能であれば、最善のシナリオになります。新日本としても、端末向けの大量生産品を狙うより、インフラ系のハイエンド少量製品の方が、確実な利益をもたらすはずです。それにしても、なんでそういう発想が出てこないのかなあ。 11月に中期計画が発表されるようです。経営はいまいち(というかアピール度はゼロでしょう)ですね。リストラも自然減の域を出ません。取材に行くと、眠たくなったりすることが何度もありました。でも、いいものもっていると思いますよ。ぼくは好きだなあ。株価は安いと思います。(大原)
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