トーキン(東6759)

2001/05/30更新

２００１／０５／３０（水）

トーキン(東6759) ☆ 　外苑前駅から国立競技場の方へ３分ほど歩くと右方向にＴＥＰＩＡホールがあります。そこで決算説明会をやるというトーキン（６７５９）の説明会会場にチン入。 　「いらっしゃいませ！どうぞよろしくおねがいします。」といろっぺー受付嬢が２人おりました。こちらも頭を下げ、「よろしくお願いします。」と応酬。 　さて、説明会会場に入るやいなやびっくり、すでにＶＴＲが流れているぞ。あら、説明会開始の２０分前に来たのに時間を間違えたかぁ？とＶＴＲを良く見ると、トーキンの従業員５０名から１００名が背中を向け椅子に座っているシーン映し出されていました。 　まもなく、その従業員たちは大きな声で「せぇ〜のッ、やるぞ！やるぞ！やるぞー！」と雄叫びを上げはじめました。雄叫びＶＴＲのお時間は４０、５０秒ほど。「終わったか？」と思いきやまた流れます。「これでもう終わりか」とおもいきや説明会が始まるまで続いたのであった。 　ちょっと知り合いに「これは何か」と質問してみると、仕事前にこれをやるとやる気が出て生産性があがるとのこと。トヨタ生産方式を様々なメーカーに広めたコストダウンの神様、経営コンサルタントの山田さんっていう人が提案した活動なんだと。生産性が上がりにくいホワイトカラーもそうすっといいかも。 　社長さんの話も長かったので省略すっとして、今期の業績は少々きついという印象。 　会社計画によれば上期連結売上高は３％増収、経常利益は５５％増益。でも足元の受注は３月、４月と２ケタのマイナス。 　５月も結構、きびちそうなんでちょっと計画どおりにはいきそうにないです。素材から一貫生産しているので部品の信頼性がたかそうとか、海外生産を４０％から６０％にするとか、光デバイスの組立をベトナムで２００３年度には３０００名規模に拡大させてコストダウンさせるとか、Ｓ−１製品群（シェアＮＯ．１を目指した製品、光デバイスとか圧電アクチュエータ、圧電ジャイロ、バスタレイドとかＡＤＳＬスプリッタ）の成長とか中期的には期待できるけど下方修正リスクを考えるとちょっと今はお奨めはできないという結論。（海パン）

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