JDL(東6935) 2001/01/26更新

2001/01/26(金)

JDL (東6935) ☆☆☆☆

 10―12月営業利益は、会社計画を、10−20%上回った。
 ソフトやメンテナンスは、好調である。サーバーは、数量で20%増加した。
 今期、投入した戦略製品、PC対応のIBEXは、10億円売上を記録。ソフト利益率は50%を超えるだろう。
 赤字の米国プリンタ事業(10億円)を縮小した。利益面へ貢献している。
 例年、3月売上の比重が高い。そのため、今期業績は、現時点では断言出来ないが、上記状況から、売上はともかく、利益については増益と見てよいだろう。

 2003年わが国は、電子申告制度を控える。
 会計事務所は、システム投資できるところが、生き残るだろう。
 JDLは、独自OSを捨てた。そして、LINUXベースのOSを採用した。そして、会計事務所向け専門機種開発に特化している。オープンな世界の中で生き残り、特殊ニーズにフォーカスする。これは、好ましいビジネスモデルである。もっとも、成長は限られる。
 しかし、資産内容(自己資本90%)、PER(15x)、PBR(0.88x)、技術力、経営力、総合的に見て、合格。長期の投資に耐えられる小型株であろう。

 ダメだと思われてた会社が、実際はダメではないとき、株は儲かる。
 株価は、過小評価。(大原)

 

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