シチズン時計(東7762) | 2002/02/26更新 |
2002/02/26(火) | |||
シチズン時計(東7762)
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ムーブメントの自動化ライン。往年の競争力がなくなっている。時計自体の成長が鈍化していること、多機能化では携帯が先行していることも要因だろう。(時計をはめない若者も最近はめっきり多い) まだまだ打つ手はあるようだ。現在、グループで4−5箇所に分散しているムーブメント拠点を集約化を考えている模様。それなりの効果があるだろう。新材料の開発(ex.金属からプラスチックへ)、部品点数の削減など、まだできることも多い。 シチズン商事や本社のリストラ、希望退職も行われている。堅実経営の成果で過去の遺産、自己資本比率で50%を超えているため、体力的な心配がない。当面、ムーブメントの集約効果とリストラ効果を見極める様子見の姿勢がよいだろう。 足元はよいとはいえない。昭和20年以来の赤字による経営陣の危機意識が本物であることを願う。 ムーブメント事業の収益性が確保できることが買いの条件。 (大原) |
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