オークネット(東9669) |
2002/02/26更新 |
2002/02/25(月) | |||
オークネット(東9669)
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前期は、主力のオートオークションが前年割れとなるなど経営環境の悪化が見られる中で、新端末への移行コストやオートバンクの積極的な出店を図るための広告費用の増加、本社移転費用の発生、販売促進費用の発生など中期的な成長を図るための先行費用を積極的に投入。結果としては6.9%の増収ながら34%もの大幅な経常減益となってしまった。 今期はそうした先行費用の減少、中古車オートオークションの構造変化に伴って、低額車の取り込みのための現車オークション場との提携、メーカー系との包括提携などが業績にプラスとなって反映されると見ている。 成約率の低下傾向への対応について一部のアナリストからは質問があったが、低額車の取り扱いによって改善されるとの見通し。今期は8%の増収、25%の経常増益に転じるとの見通しが出されたが、景気全般の低迷の中で中古車業界の厳しい環境は続くことから、果たしてこの見通しがすんなりクリアされるかどうかはもう少し時間をかけてチェックしてみる必要があろう。但し、今回のプレゼンによって同社の方向性は一層明確になってきたことから、今後は1000円割れといった状況は考え難いと思われ、当面は短期急騰後の押し目買いスタンスを堅持しておきたいところである。(炎) (更に詳細のコメント、特別コメントは近く配信予定の私の有料コンテンツでご覧下さい。) |
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