株式ニュース バックナンバー | 2000年8月分 |
2000/08/31(木) |
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【月内最終売買日で見送り商状、日経平均は3日続落】 NASDAQ高から、朝方こそハイテク株中心にしっかりで始まったものの、その後は手掛り材料難から模様眺めの展開となり、広範な銘柄が利益確定売りに値を下げ、日経平均は3日続落。 本日は月内最終売買日ということに加え、MSCI構成銘柄の入れ替えが実施されることから、無理にリスクを取って仕掛けようという向きは少なく、市場は9月相場入りする明日以降の相場を待つ格好で様子見の状況となっている。 (日経平均前場・16881.13▲20.54出来高2億6773万株)
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2000/08/29(火) |
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【急ピッチの上げで警戒感台頭、日経平均4日ぶりに反落】 急ピッチの上げに対する警戒感から利食い売りが先行し、日経平均は4日ぶりに反落。 NYダウ、NASDAQとも堅調に推移したことから、本日も続伸との見方が多かったが、大方の予想に反し日経平均は反落。過去3日間で700円余りも上げ過熱を懸念する声も出ており、ここでの反落は当然の調整と見る向きが多い。 (日経平均終値・17084.29△96.83 出来高2億7537万株) |
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2000/08/28(月) |
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【ハイテク、情報通信関連銘柄への買い気旺盛で日経平均大幅続伸】 値嵩株に対する買い気旺盛で日経平均は大幅続伸し、17000円台を回復。 急ピッチな上げに対する警戒感から、個人、自己などの利益確定売りに押される場面もあったが、値嵩ハイテク株が一段高となると一気に17000円の壁を突破。このところ買い越し基調となりつつある外国人投資家が、情報通信やハイテク株に買いを入れてきたことから需給懸念も払拭され、後場に入っても騰勢止まず、半導体関連銘柄の業績上方修正を支援材料に17000円台後半を試すのではないかという強気の声も聞かれ始めた。 (日経平均終値・17181.12△269.79 出来高5億5570万株) |
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2000/08/25(金) |
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【米株高を好感、ハイテク、情報関連への物色気運高まり日経平均続伸】 米国株高からハイテク、情報通信関連中心に物色気運が高まり、日経平均は続伸。前場こそ持合い解消の売りなどから16700円台で頭を抑えられたが、後場は値嵩のIT関連株への買い決め増が好感され、こうした銘柄を中心に一段高の展開となった。
今週の相場については日経平均のレンジを上限16527円、下限15814円と打ち出しておいたが、安値は15945円と想定通り16000円台割れ局面があったが、上値に関しては半値戻しの水準16527円をアッサリ取り払い、16926円まで上昇し17000円台乗せが指呼の間となった。 |
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2000/08/24(木) |
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【NASDAQ高を好感、市場エネルギー拡大で日経平均は大幅反騰】 前日のNASDAQが1ヶ月ぶりに4000ポイント大台を回復したことから、半導体関連株を中心に買いが入り、日経平均は大幅反騰。 本日前場の売買代金が4176億円と増加傾向にあるなど、市場エネルギーの拡大が好感されているほか、国内景気の回復期待が企業収益の相次ぐ増額修正となって表面化。証券自己や個人などの短期マネーだけでなく、内外機関投資家も参戦し始めているとの観測から、市場全体のムードも徐々に好転してきた。 こうした中で円高ピッチが速まっていることへの警戒感が台頭。今後の持合い解消売りや、決算対策のための益出し売りを懸念する声もあり、ここからが正念場との見方も残っている。 (日経平均前場・16767.76△331.11 出来高3億2592万株) |
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2000/08/22(火) |
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【個別好業績銘柄中心に買われ反発、銀行株人気化で買い安心感】 米FOMCを控えて動き難い中、個別好業績銘柄を中心に買われ、平均株価は小幅反発。 朝高は前日の下げの反動や米株高から、しっかりの始まり。ただ、値嵩ハイテク銘柄の戻りが鈍くなると、戻り待ちの売りが先行。16000円を挟み、一進一退を強いられた。底流には企業の株式持合いや益出しのための売り圧力が強く、動き難いことに変わりはない。市場参加者は自己、個人に限定。 (日経平均前場・16102.25△61.07 出来高2億4655万株) |
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2000/08/21(月) | |||
【相変わらずの薄商いで日経平均反落、投資家の復帰期待裏切られる】 休暇明けから投資家が市場に復帰するという期待は裏切られ、手掛り材料難もあって市場は相変わらずの薄商い。全般様子見気分の強い展開となり、日経平均は反落。 半導体セクターの収益好調が伝えられてはいるが、エネルギーが減退し相場全体に波及してこない。値嵩ハイテク銘柄を中心に信用取引の整理売りが継続している上、9月中間決算対策の売りや持合い解消売りが後を絶たず、株価の上値は重くなってしまっている。
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2000/08/18(金) | |||
【下値不安薄れ引けにかけ日経平均買われる、下落した通信株に反発の動き】 週末という事もあって見送りムードが強く、小幅なレンジでのもみ合いが続いたが、引け際にかけて先物の買い戻しにツレ高し、日経平均は反発。 主力銘柄に外国人投資家の実需買いが散見され始めたことから、お盆休み明けで市場に投資家が復帰する来週以降の市場動向に注目が集まっている。 (日経平均大引け16280.49△119.46 出来高4億7528万株) 【来週の株式展望】 日銀のゼロ金利解除を受けての今週の相場は、商いや売買代金は低調ながらも日経平均は比較的堅調に推移した。ゼロ金利解除は株式相場に織り込み済みと受け止められた他、米国株式の落ち着き、外国人投資家の売りが収まった事などが背景となっている。 来週の株式相場についてであるが、機関投資家等今週は夏季休暇入りで持合い解消売りは手控えられたが、市場へ復帰してくる来週から再び持合い解消売り圧力が強まることが予想され、指数の上値は制圧されたものになりましょう。 日経平均、TOPIX共々STC指数は90ポイント台の警戒ゾーン入りを果たし、NYダウのT・S波動日足VOLが80ポイント台に乗せた事から、一寸した調整があって然るべきです。 22日の米FOMCでの利上げは見送られる見通し。「利上げなしもインフレ警戒型のバイアス継続」がコンセンサスであり、「年内の利上げもない」の声も出ている一方で、「景気は減速方向だがインフレ懸念が払拭されない」と再利上げを警戒する指摘もあり、来週のFOMC後の米株式が調整を踏まえる可能性は強い。
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2000/08/17(木) | |||
【日経平均5日ぶりに反落、半導体関連株などへの物色意欲は旺盛】 半導体関連株や個別材料株への物色気運は旺盛だが、全般には利益確定売りが先行し、日経平均は5日ぶりに反落。 平均株価は前日までの4日間で380円の値上がりを演じた後だけに、利益確定売りが先行。テクニカル上も25日移動平均線へ接近し、戻り売り圧力が高まっており、ここでの調整は当然のことと冷静に見る向きが多い。 (日経平均前場・16176.06△179.97 出来高2億2477万株) |
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2000/08/15(火) | |||
【市場参加者不在で商い閑散ながら半導体関連株などしっかりの展開】 米国株高を映し、前場の日経平均は小幅ながら3日続伸。お盆休みで市場参加者が少なく商いが薄く、買い一巡後は伸び悩み。日経平均こそ小幅続伸となったが、TOPIXはマイナスで推移するなど跛行色が強い。 お盆の最中で前場の出来高が2億5000万株割れと、市場エネルギーは極端に細 り、全くの開店休業状態。注目の寄り付きの外資系証券売買動向は、2日連続の買い越しとなり安心感は広がっているが、一方で円安進行から外国人投資家の売りを懸念する向きも多い。 (日経平均前場・16155.22△1.31 出来高2 億2209万株)
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2000/08/14(月) | |||
【米株高を受け小幅続伸、ゼロ金利解除は織り込み済みとの見方がなされる】 お盆休み入りで市場参加者が少なくなった東京株式市場だが、前週末の米国株高を受け下値不安が薄らぎ、しっかりの動きとなった。ゼロ金利の解除がどう影響するか注目されたが、利上げは織り込み済みとの見方から日経平均は小幅ながら続伸。 寄り前の外資系証券の売買注文が、6/13以来の大幅買い越しを記録。夏季休暇入りしている筈の外国人投資家の投資スタンスを見極めるのは時期尚早かも知れないが、多少は市場に安心感を与えている。しかしながら、この段階で買い上がるだけの材料は見当たらず、9月中間決算を前に戻り局面での持合い解消売りを懸念する声も聞かれ、株式市場の方向感が定まりきれていない点を指摘する向きもある。 (日経平均前場・16177.57△60.07 出来高2億0672万株)
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2000/08/11(金) | |||
【個別銘柄への物色意欲旺盛で日経平均は16000円台回復】 日銀の金融政策決定会合の結論を控えて、基本的には様子見も「ゼロ金利解除は相場に織り込み済み」として個別銘柄への物色意欲は強く、日経平均は再び16000円を回復した。NASDAQ指数安や夏季休暇入りで市場参加者は少なかったが、相場が底堅かったことで引けにかけては株式先物にショートカバーが入り、指数の押し上げに繋がった。寄り前の外資系証券経由の注文が、18営業日ぶりに買い越しとなったことも需給好転の兆しと評価された。 (日経平均大引け16117.50△141.85 出来高5億6524万株) 【来週の株式展望】 日銀は本日の金融政策決定会合で、現行のゼロ金利政策を見直し、短期金融市場の無担保コール翌日物金利の誘導目標を年0.25%に引き上げることを賛成多数で決定した。尚、公定歩合は0.5%に据え置いた。 |
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2000/08/10(木) | |||
【金融政策決定会合での結論待ち、16000円を挟んだ揉み合いの展開】 日銀の金融政策決定会合を週末に控え薄商いの中、戻り売りに押され日経平均は小反落するも、TOPIXは小幅続伸。 朝方こそNASDAQの小反発を受け続伸して始まったが、その後は16000円を挟んでのもみ合いの展開。市場筋では積極的な買い手は見当たらないが、1万5700円近辺まで下がると投信中心に国内機関投資家の買い物が入る、との見方からしばらくは狭い範囲でのもみ合いと見ている。政府と日銀の対立からゼロ金利政策解除の結論が見出せず、方向性が見出せるまでは本格的な反騰相場にはなり得ないと見られるが、徐々にIT関連銘柄など底固めの動きになりつつある点は評価される。 (日経平均前場・16020.80▲13.80 出来高2億3959万株) |
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2000/08/08(火) | |||
【市場参加者が限定され日経平均は買い一巡後早くも反落、上値重い状況】 買い手不在の中で、戻り売りや先物安を受けた裁定解消売りに押され、日経平均は反落。 昨日の大幅高の後を受けた後の東京市場では、7日の米国株高を背景に下値不安感が薄らぎ、日経平均は続伸して始まったが、買い一巡後は手掛り材料難から積極的に上値を追う向きは少なく、急速に伸び悩んだ。個人、外国人とも夏季休暇に入り始めており、主力銘柄の売買は閑散状態。市場参加者が少なく、出来高が前場で2億3000万株と、低調で相場の力強さに欠けている。本格反騰局面入りには市場エネルギーの拡大が絶対条件となろう。 (日経平均前場・15905.90▲96.81 出来高2億3272万株) |
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2000/08/07(月) | |||
【米雇用統計で景気減速の裏付けを示唆、海外株高を受け3日ぶりに反発】 お盆休みを前に市場参加者は例年通り減少傾向にあるが、前週末の7月雇用統計が景気減速の兆候を裏付ける内容となったことから、米国市場が落ち着きを取り戻したことを背景に値嵩ハイテク株中心に買い戻しの動きが広がり、日経平均は3日ぶりに反発。 市場参加者が減少する中で、市場には徐々に底堅さが出始めてきたとの声も聞かれ始めている。ただ、速水日銀総裁が7日の参院予算委でゼロ金利政策解除に意欲を示したことから、依然として警戒感も残っている状態である。 (日経平均前場・15823.89△156.53 出来高1億9314万株)
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2000/08/04(金) | |||
NASDAQ指数は反発したが、東京株式は昨日の軟調な地合を映し、続落してスタート。 (日経 平均大引け15667.36▲147.08 出来高6億324万株) 【来週の株式展望】 そごうの民事再生法申請は、安定化していた筈の金融システムの弱点が表面化してしまい、自立回復に入った日本経済に一抹の不安を投げかけた。そごう問題は債権放棄による救済から一転して法的処理による倒産で、新生銀行が多額の債権を持つ多くの問題企業の倒産リスクが高まってしまった。 外国人投資家は、日本の金融政策運営に対する不信感を高め、日本株の投資ウエイト引き下げの一因となった。7月第4週は4091億円もの大幅な売り越し。 個人投資家の信用取り引きの追証発生に伴う売り、下落と共に、売買高が増大するセリングクライマックスの症状がまだ見られない事から、尚、予断が許されない状況下にあると考えなくてはいけないでしょう。日経平均は16668円の転換足のフシ付近で取り引き終了し首の皮一枚つながったが、TOPIXが1444ポイントを割り込めば再陰転を指示してしまうので、来週はTOPIXの1444ポイントの攻防戦に焦点を当てる事に致しましょう。 |
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2000/08/03(木) | |||
【特段の悪材料ない中、3日ぶりに大幅反落、値嵩ハイテク株に戻り売り】 NASDAQ安以外に特段の悪材料が見られない中、ハイテク銘柄中心に戻り売りを浴び、日経平均は3日ぶりに大幅反落。 大幅安となった東京株式市場だが、7月31日のザラバ安値から2日のザラバ高値まで800円以上も上げた後だけに、ここでの一服は当然と見る向きは多い。ただ、8月相場インで高まったかに見えたサマーラリーへの期待空しく、出来高、売買代金とも低迷し、目先の相場を押し上げる材料がないことから、先行きへの不信感が根強いことも事実。 (日経平均終値・15814.44▲391.75 出来高5億2729万株) |
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2000/08/01(火) | |||
【米株高から自律反発狙いの買い入り日経平均は5日ぶりに反発】 前日の米株高を受け下値不安が薄らぎ、業績が安定している銘柄を中心に押し目買いや自律反発狙いの買いが入り、日経平均は5日ぶりに反発。 日経平均は米株高を支援材料に反発したが、材料難の中での反発局面で単なるリバウンドの域から脱せず、上値の重さが感じられている。国内機関投資家が買い下がり姿勢に徹しているため、上値では見送りを決め込んでいる上、外資系証券経由の売買注文が依然として売り越し基調なことから、外国人投資家の投資マインドも回復しておらず、反発力の弱さを指摘する声が多い。 (日経平均前場・15958.28△230.79 出来高2億9238万株) |
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