株式ニュース バックナンバー | 2001年03月分 |
2001/03/30(金) |
|||
【大引けにかけハイテク株中心に売り優勢となり日経平均は続落】 相場全体に方向感が定まらない中、大引けにかけて朝高の主力ハイテク株を中心に売りが優勢となり、日経平均は続落。6営業日ぶりに13000円台を割込んだ。 (日経平均終値・12999.70▲72.66 出来高6億8041万株)
【来週の株式展望】 今週の相場についてはほぼ先週の見立て通りであり言う事なし。予告通り変化日28日に日経平均は高値をつけ、週末に向け波乱を演じ、来週週末には再び買い場を提示するものと思われる。 さて相場は新年度入りとなる。来週の注目材料は4月2日の日銀短観と週央にも取りまとめられる政府の緊急経済対策である。3月の日銀短観については大企業製造業業況判断指数DIが12月の+10から+1に大幅ダウン、非製造業のDIも同じく−10から−13に悪化と、景気の実勢悪を示す内容になるものと予想されている。 政府の経済対策はその中身と実現性に焦点が当てられよう。経済対策や不良債権の抜本処理など市場が求める対策が打ち出されるのかどうか、失望売りが出ようものなら当然ながら日経平均は下値を切り下げてしまう展開に。市場で言われている対策のポイントは、証券市場活性化を目的とした株式買い上げ機構の創設と、証券税制の改正である。どこまで具体的なものが示されるのかに関心が集まることになろう。 週前半の株式は三菱東京ファイナンシャルグループとUFJホールディングの新規上場からインデックス売買に絡むテクニカル的な売りニーズが発生することで波乱が予想されている。特に、3月23日にヘッジ買いが入ったTOPIX先物の反対売買(売り)には注意が必要。TOPIX先物売り→現物とのベーシス縮小が裁定解除売りを招いてしまうからである。 週前半のチャート上のポイントは25日線(3月30日現在12770円73銭)を維持できるかどうか、25日線を大きく下回ってしまうと相場は仕切り直しに。
|
|||
2001/03/29(木) |
|||
【米国株が再び波乱となったことや期末接近で日経平均は急反落】 米国株の下落を嫌気した売りが先行したことや、期末接近に伴う買い手控え気運から、日経平均は急反落。今年最大の下げ幅となった。 (日経平均終値・13072.36▲693.15 出来高7億3463万株)
|
|||
2001/03/27(火) |
|||
【急ピッチの上げに高値警戒感台頭し日経平均は3日ぶりに反落】 このところの急ピッチの上げから高値警戒感が台頭。利益確定売りが出て、日経平均は3日ぶりに反落。 (日経平均終値・13638.33▲223.98 出来高8億4691万株)
|
|||
2001/03/26(月) |
|||
【先週末の米株高や円安を背景に日経平均は大幅続伸、今年2番目の上げ幅に】 先週末の米株高や円安などを背景に、値嵩株や輸出ハイテク株などが買われ、日経平均は出来高を伴ないつつ大幅続伸。今年2番目の上昇幅となった。 (日経平均終値・13862.31△647.77 出来高11億9638万株)
|
|||
2001/03/23(金) |
|||
【NASDAQの反発を受け値嵩ハイテク株が人気を集め日経平均は急反発】 NY株が続落したもののNASDAQが反発したことで値嵩ハイテク株が人気を集め、先物の買い戻しも見られ日経平均は急反発。 (日経平均終値・13214.54△360.57出来高8億9280万株)
【来週の株式展望】 下値不安の後退した好地合を背景に、今週も堅調に推移。19日には日銀が量的緩和に踏み切り、日米首脳会談では不良債権処理が「国際公約」となり、経済危機の打開に向けて日銀と政府が歩み寄ったことが高い評価を得ることとなった。 加えて主要行による今期赤字決算の相次ぐ決断や、円安進行が輸出関連企業の採算改善に繋がることも材料視された。日経平均は15日に11433円まで下落し16年ぶりの安値をつけたが今週21日には912円高の急騰を演じ、3週間ぶりに13000円台の大台を回復した。週末には東京生命の破綻や冨士工の民事再生法申請が報じられたが、市場は構造改革の進展を期待し経営破綻はむしろプラス材料として受け止められた。 来週の相場については、短期間で大幅高したことからの警戒から戻り待ちの売り圧力が強まることになろうが、3月期末への期待先行の買いが入り、日経平均は中勢的な節目である75日移動平均線13532円02銭(3/23現在)に突っ掛けることも考えられる。T・S波動上は28日が変化日に当たることから週後半の高値局面は利食い場探しが賢明。方針通り4月上〜中旬の二番底形成局面で再出動といきましょう。
|
|||
2001/03/22(木) |
|||
【米国株離れの動きは見られたが結局は利益確定売りなどに押され急反落】 朝方こそ米国株離れから上伸する場面も見られたが、大幅高の翌日だけに結局、利益確定や戻り待ちの売りに押され、日経平均は急反落。 (日経平均終値・12853.97▲249.97 出来高10億2966万株)
|
|||
2001/03/19(月) |
|||
【日経平均は続伸後次第に様子見気分が強まり、4日ぶりに反落】 週末のNYダウが再び下げを演じたにも関わらず、寄り付きこそ政策期待の高まりを背景に続伸の動きとなったが、日米の金融政策の行方を見極めたいとのムードから次第に様子見気分が強まり、日経平均は4日ぶりに反落。 (日経平均終値・12190.97▲42.01 出来高6億5288万株)
|
|||
2001/03/16(金) |
|||
【日米の金融緩和期待が高まりの日経平均は3日続伸、銀行・証券株が全面高】 週明けの日米金融当局による一段の金融緩和期待の高まりから、日経平均は3日続伸。 (日経平均終値・12232.98△80.15 出来高7億1765万株)
【来週の株式展望】 今週は企業業績の悪化懸念を受けた米国株安を映し急落してスタートを切った。15日には日経平均が1985年1月以来、実に16年ぶりの安値水準である11400円台まで値下がりする局面があった。週末にかけては宮沢財務相が株式買取り機構に政府保証をつける案を打ち出したことや、UFJグループ3行(三和、東海、東洋信託)が不良債権処理額の積み増しを発表したことが材料視され、日経平均は12000円の大台を回復するに至った。 来週は19日の日米首脳会談、日銀の金融政策決定会合、20日の米FOMC等重要日程が目白押しであり、日米共々金融政策に注目が集まることになろう。日米首脳会談では、米側は日本に対し経済構造改革の断行と一層の規制緩和を求め、日本側は株式市場の活性化策や不良債権の迅速な処理策などを説明することになろう。日銀の金融政策決定会合ではゼロ金利政策復活、米FOMCでは0.75%の利下げが実施されるのかどうかに焦点が当てられよう。 需給関係では3月期末を前にした戻り売りと、目先の底入れ感からの押し目買いの綱引きが予想されるが、週前半は戻りの上値を試し週後半は26日の年度内最終日の決算対策売りが意識されることから、見送りムードに支配されることになろう。 週前半の日経平均の戻り目途であるが、ゼロ金利復活と米FOMCでの利下げが0.75%に拡大なら、日経平均の25日線の水準12783.70円(3/16現在)がリバウンドの目安となるが、そうでないなら12500円以上の壁が厚いことから、一目均衡表の基準線12447円が精々と思われる。 いずれにしても相場の大底が確認されていないことから、戻り売りで対処すべきと考える。
|
|||
2001/03/15(木) |
|||
【米株安を映し朝方急落したが、引けにかけ切返しの動きで日経平均は大幅続伸】 朝方こそ米国株安を嫌気して急落したが、株式買取り機構に対する宮沢蔵相の発言などを機に切り返し、日経平均は大幅続伸。 (日経平均終値・12152.83△309.24 出来高8億8935万株)
|
|||
2000/03/13(火) |
|||
【米国株式の急落を受け全面安商状となり日経平均は続急落】 米国株式の急落を受けて、世界経済の先行き懸念が台頭。全面安商状となり日経平均は続急落。1985年2月以来ほぼ16年ぶりに12000円台を割込んだ。 (日経平均終値・11819.70▲351.67 出来高7億9273万株)
|
|||
2000/03/12(月) |
|||
【米国株安を嫌気、日経平均は3日続落し昨年来安値を更新】 国内政局の波乱に加えて、前週末の米国株式安を嫌気して日経平均は3日続落。昨年来安値を更新し、12200円を割込み安値引け。 (日経平均終値・12171.37▲456.53 出来高6億9364万株)
|
|||
2000/03/09(金) |
|||
【輸出ハイテク株を中心に売り物継続し日経平均は小幅続落】 緊急経済対策の発表を控えて方向感の定まらない中、ハイテク株中心に売り物が継続し、日経平均は小幅続落。 (日経平均終値・12627.90▲22.66 出来高13億5514万株)
【来週の株式展望】 与党3党による緊急経済対策の内容は現段階では判らないが、政局が混迷する中にあっては実効性に疑問がつく。肝心の政局であるが、森首相退陣は市場が既に織り込んでしまい、次は後継人事に焦点が当てられることになろう。 いずれにしても政局動向が鍵を握る。政局の混迷が続くようなら、日経平均は再び下値を試し、この場合は12000円台割れの事態も想定しておかねばならないでしょう。
|
|||
2000/03/08(木) |
|||
【手掛かり材料難から買い細り日経平均は4日ぶりに小反落】 手掛かり材料難から買いが細る中、値嵩株の一角に戻り売りや利益確定売りが出され、日経平均は4日ぶりに小反落。 (日経平均終値・12650.56▲73.33 出来高6億6794万株)
|
|||
2000/03/06(火) |
|||
【米国株式の落ち着きから値嵩ハイテク株中心に買われ日経平均は大幅続伸】 米国株式市場の落ち着きを好感し値嵩ハイテク株を中心に買われ、日経平均は大幅続伸。 (日経平均終値・12687.74△365.58 出来高6億1835万株)
|
|||
2000/03/05(月) |
|||
【突っ込み警戒感台頭し日経平均は6日ぶりに反発するも戻り鈍い】 突っ込み警戒感から押し目買いが入り、日経平均は6日ぶりに反発したが、戻りは鈍かった。 (日経平均終値・12322.16△60.36 出来高6億1483万株)
|
|||
2000/03/02(金) |
|||
【輸出関連株を中心に売りが売りを呼ぶ展開、日経平均は続急落】 企業業績の先行き不安感から、輸出関連株を中心に売りが売りを呼ぶ展開となり、日経平均は続急落。前日割込んだバブル崩壊後の安値を大幅に更新した。 (日経平均終値・12261.80▲419.86 出来高8億362万株)
【来週の株式展望】 週末の日経平均は12261.80円で、バブル崩壊後の安値を2日続けて更新した。終値ベースでは1985年7月31日の12232円27銭以来の安値水準である。 来週は1月の機械受注、10〜12月期の法人企業統計の発表があるが、共に悪化が予想されていることと、週末に株式先物、オプションのSQを控えており、値動きの荒っぽい展開が予想される。来週の日経平均の予想レンジは12000〜12600円。3月期末に向けた政策対応と、不良債権の最終処理策に期待が掛かっても13000円の壁は厚く、戻り売りが基本。
|
|||
2000/03/01(木) |
|||
【追加利下げは米株安で相殺、日経平均は15年ぶりの水準に下落】 日銀が昨日の金融政策決定会合で追加利下げを決めたにも関わらず、米NASDAQが昨年来安値を更新したことで完全に相殺され、日経平均は大幅続落。終値でもバブル崩壊後の最安値を更新。15年4ヶ月ぶりの水準に下落した。 (日経平均終値・12681.66▲201.88 出来高8億8564万株)
|
あくまで投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり内容を保証したわけではありません。 投資に当たっては投資家自らの判断でお願いします。 |
億の近道 on the Web | 質問・要望事項はこちらまでメールを。 |
当ページの無断転載・引用を禁じます。
バックナンバーへ戻る
本日の株式相場へ戻る