No.
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日付
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タイトル
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執筆者
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2002/06/28
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女性は消費の主役か? |
小野小町
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24
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2002/06/28
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為替相場動向 |
生涯遊人
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2002/06/25
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連載 負けない投資 その3 |
大原部長
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22
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2002/06/24
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今週の株式相場 |
炎のファンドマネージャー
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21
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2002/06/24
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炎の提言:下げた時こそビジネスチャンス!! |
炎のファンドマネージャー
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20
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2002/06/24
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クイズ!!この注目企業の意外な社名の由来(その2) |
メルシー本田
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19
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2002/06/21
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米国からの資金流出 |
生涯遊人
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18
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2002/06/21
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本日は私の当番ではないが… |
両津勘吉
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17
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2002/06/21
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閑話休題 |
駄洒落商会会長
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16
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2002/06/18
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連載 負けない投資 その2 |
大原部長
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15
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2002/06/18
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株価診療所便り |
大原部長
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14
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2002/06/17
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今週の株式相場 |
炎のファンドマネージャー
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13
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2002/06/14
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為替相場動向 |
生涯遊人
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12
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2002/06/14
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ユニクロ夏の新商品 |
小野小町
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11
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2002/06/14
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トヨタの国内販売に異変あり? |
両津勘吉
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10
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2002/06/11
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連載 負けない投資 その1 |
大原部長
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9
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2002/06/11
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株価診療所便り |
大原部長
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8
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2002/06/10
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クイズ!!この注目企業の意外な社名の由来(その1) |
メルシー本田
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7
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2002/06/10
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今週の株式相場 |
炎のファンドマネージャー
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6
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2002/06/07
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電線会社がガラスを作る理由 |
海野六郎
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5
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2002/06/07
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為替相場動向 |
生涯遊人
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4
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2002/06/04
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日産のエルグランド |
両津勘吉
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3
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2002/06/04
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日興ビーンズ主催の投資セミナーで言い忘れたこと |
炎のファンドマネージャー
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2
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2002/06/04
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先月の株式相場を振り返って |
炎のファンドマネージャー
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1
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2002/06/03
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株価診療所便り |
大原部長
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25
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2002/06/28 | 女性は消費の主役か? |
小野小町
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先日、日経MJ主催の「女性がひらく マーケティング新世紀」というのに行って参りました。有楽町西武店長の松村はるみ氏やエルメス・ジャポン社長の斎藤峰明氏他複数の方がパネリストとして参加しており、話も大変面白いものでした。 1.世界最速で変貌する東京 パネリストの中に川島蓉子氏という市場調査の専門家の方がいらっしゃいました。その調査方法がユニークで、実際に街を歩き定点観測や街頭インタビュー、更にリビング調査といって、お宅を訪問して茶の間や台所の写真を撮影するといったこともするそうです。 2.団塊ジュニアのパラサイトシングルとDINKS 有楽町西武店長の松村氏は同百貨店の顧客の消費行動について以下のようにコメントしていました。 1)SPAブランドからセレクトショップへの移行 2)前倒し需要の早期化 3)売れる時間帯の変化 3.世代別マーケティング戦略 またエルメス・ジャポンの社長、斎藤氏の話も面白かったです。エルメスは周知の通り、ケリーバッグなど日本女性に人気の高いブランドの一つです。 4.女性は消費の真の主役ではない ワールドカップも終わり気づいたら7月…いよいよシーズン到来でございます。そうそれはバーゲン…年に2回の女のスポーツ(格闘系)でございます。普段はしおらしい女性も、この時ばかりはリゲインでも飲んでいるんじゃないかという勢いで売り場を物色しています。かくいう私もアフターファイブはリゲイン飲んで某百貨店のスパークリングセールに参戦する予定です(仕事もそれくらい気合入れてやれよ…)。
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2002/06/28 | 為替相場動向 |
生涯遊人
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2000年以降のドル円の年間の動きをみると、だいたい年末から年初にかけて、その年のレンジをブレークして、新しいレンジに突入すると、それが1年間継続してきました。 やはり125−127円という去年の上限を下回ってしまったということは、去年後半からの円安相場は一旦終了してしまったとみるべきでしょう。 しかし、ここからさらなる円高相場が継続するというよりも、ここからは、ドルの底値をさぐる展開になるとおもいます。 ここまで円高というよりドル安相場でした。米国経済に対する不信感、テロに対する恐怖感、また最近の度重なる企業不祥事と会計に対する猜疑心などが、米国株の下落となり、それがドルを下落させるという構図でした。 ユーロは0.99台まで戻しましたが、マーケットではとりあえずパリティである1ユーロ=1ドルをターゲットにしています。やはりパリティというのは、心理的にも大きな節目となるところで、前回ユーロが発足以来下落を続けたときも、1を割れるには1.0−1.04近辺で3ヶ月以上揉み合いました。 ドル安相場の第1章はそろそろ終わりに近ずいてきたのではないでしょうか。かといってドルのV字回復というわけにもいかず、0.94−1.00のレンジとなるでしょう。(生涯)
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2002/06/25 | 連載 負けない投資 その3 |
大原部長
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【株式投資の方法論の基本は、1に常識、2に常識、3,4がなくて、5に常 識 「感」を研ぎ澄ます】 「慣」から「感」へ。それから、ようやく株式投資の方法論に入ることになる。 株式投資の方法論は素朴なものだ。 ⇒常識を使いましょう! まず、身の回りの疑問に答えてみよう。 なぜ原価が数十円の食料品の定価が数百円なのか? 金持ちがおカネをいくら貯めこんでいるのか。 その生産性に見合った給料が支給されているのに、支払われた給料は多くの家庭で全額消費されるようになっている。 このように、世の中は、貧乏人がいつまでも貧乏なままでいられるような配慮がいたるところになされている。 わたしなんかは生活していて、資本家の策略と感じる工夫をいたるところに嗅ぎ取っている。 さて、「資本の蓄積」という難しい言葉をマルクスが説いている。 たとえば、素手の男とスコップの男の生産性はどちらが高いか? 資本があれば、スコップを購入して、それを労働者に配ることができる。 あるいは、定価500円の雑誌の印刷コストはどの程度なのか。 そういう生産性の目茶低い事業を株式市場は許さない。 印刷機械がない時代、あるいはない国の生産性は、10万分の1になるだろう。 だから歴史上、もっとも生産性向上に役立ったものが羅針盤、火薬、そして活版印刷と言われている3大発明なのだ。 土を素手で掘るよりも、火薬で一発で吹っ飛ばす。 要するに、人間には平等に1日24時間という時間が与えられている。 世界を制するという仰々しい言い方が嫌であれば、輸出できる産業が生産性が高いといえようか。 人類が誕生して以来、どうして人口が増えてきたのか。財やサービスを効率的に提供するためには、まず、おカネがあって、事業用の設備がなければならない。 たとえば、1億円を分配するときに、1人1円づつ国民全員に配るより、生産性の高い事業者1人だけに1億円使う方が経済効果は大きいだろう。 ⇒GDPの成長、経済の成長とは、このような人口の増加と生産性の向上の2つの要素がベースになっている。 どれだけの人を雇うことができるのか、どれだけの設備を買うことができるのか。
【サラ金はどうして存在し、どうして営業利益率が高いのか】 常識的に考えて、サラ金の金利25%は高いのか安いのか。 なのにどうして借りる人がいるのか。 それよりも重要なことは、社会的に見た場合、貧乏人が貧乏なままでいるカラクリ、金持ちがどんどん金持ちになるカラクリが見て取れないだろうか。 サラ金はこれからも生き続けるのだろうか。 社会的にみて、継続的に年率25%でお金を回していけるなら、おカネが自体が増殖するということを意味する。 おカネは増殖するのだろうか。 人生が長くなり、働く期間が長くなれば、それだけ借金の額も膨らんでいくだろう。 いま、住宅ローンは30年が基本になってきた。 借金の額と消費の額が同じになり、一人一人へ消費の呪縛は益々強くかかるようになってきた。 武富士8564の売上の推移 (1988/3〜2002/3:億円) 88/3 1112.2 武富士の総資産の成長の推移(88年〜02年:単位億円) 88/3 5433.5 しかし、有形固定資産(土地や建物などのハコモノ)のこの15年間の伸びは7%に過ぎない。 さて、2兆円の資産を貸して、4250億円もの金利収入があり、経費を2100億円をかけて(あの品の悪い?TVのCMに何億円もかけて)、ROAが10%。それをきっちり過去数10年間やってきた。 これが資本主義のシステムであり、サラ金は世の中の基本的な事柄を沢山教えてくれるよい教材になるだろう。 大ヒットしたナニワ金融道ではないが、世の中、自分の価値観とは違うところで動いているという認識が必要だ。 株式投資とは、社会の仕組みを観察する場であり、自分自身の夢を実現する場でもある。 −−−つづく−−−
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2002/06/24 | 今週の株式相場展望 |
炎のファンドマネージャー
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【先週の株式相場】 先々週の地合を受けて先週も株式相場は低迷。政治の混迷や米国株式市場の下落を映して、日経平均は6月21日に10327円の安値まで下落した。 日経平均 TOPIX 日経店頭平均 【今週の株式相場展望】 全体相場は米国市場の株価低迷や政治の混乱を映して、引続き下値模索の動きを続けることになろうが、既に直近高値からの下落率が日経平均で14%を超え、75日線からの乖離率も−9.6%と、2月のボトム形成時点に匹敵。銀行の持株比率も10%程度に低下してきている現実や、自社株買いの増加などからすればそろそろ主力株に買いが入ってきてもおかしくはない水準である。市場では10000円割れを意識する声も聞かれ、まだ予断を許せないが、2月ボトムの9420円に対してどの水準で下げ止まるのかをジックリ見極める週となりそうだ。 【炎の提言】 今週は6月最後の週。今年の折り返し点でもある。ここに来て低迷する日本の株式市場では先行きが見え難い状況ではあるが、基本的には低金利下であり、行き場の無い資金がうごめいていることも事実。この下落局面では冷静にPER面や配当利回り面でのファンダメンタルズのチェックを怠らないで、次の投資タイミングを図ることだ。割安感が出てくれば自ずと新たな資金も流入してくる筈だろう。証券関係者は株価水準の低い時こそ、裾野の広い新たな投資家を集めるチャンスだという言うことを忘れてはならない。 【新興市場動向】 調整相場の中で、JASDAQなどの新興市場銘柄ではIPOが続いており、ここに来ては概ね堅調な推移を見せている。 **本日の日経平均は安値が10169円まであって引けは10471円と高値引け。突込み警戒感からリバウンド狙いの買いが入ってきています。
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2002/06/24 | 炎の提言:下げた時こそビジネスチャンス!! |
炎のファンドマネージャー
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つい先日、外資系(アジア)の東京支店支店長が強気のコメントを私の携帯に向けてぶつけてこられたが、結果としてその時が天井になった。その時のコメントは今でも私の脳裏に焼きついている。 でも、これも現実の姿。強気のコメントをしていた外資系支店長を含めて、外に害を撒き散らさずにいてくれたら良いが、高値圏で弱気して安値圏で弱気する愚を重ねていては困ったものだ。 株式市場に参画する人たちは、キャピタルゲイン狙いだけでなくインカムゲイン狙いだってある。下落トレンドではキャピタルロスが恐くて市場に参入できない方が多いだろうが、ここにインカムゲイン狙いが加わると下値を堅くしてくれるのだ。 方法論としては、この相場はいずれ近いうちに反転することを念頭に入れて取り組む。 自ら考えられる個人投資家にとっては下落局面は嫌な場面であろうが、我慢して耐えに耐え、次の上昇トレンドを待つ姿勢が望ましい。 時に耐えることも大事であるが、駄目株は潔く切って次の銘柄に掛けて見るべきだとも考える。 私もこれまで有料メルマガで取り上げてきたJASDAQの電子部品株や、新興出版企業のロスカットを奨めたいと思っているが、強力にリコメンドした手前、なかなか勇気を持って言い難い。 私が株式市場全般に感じるのは、株価が下がるのは企業に魅力がない証拠。株主や新たな投資家に魅力のある経営をやれば、株価は大きく上がらないまでも安定した推移を辿るし、大きく下がることはない。キャピタルロスが恐くて既存株主も余りにあっさりと売却に走りすぎ。ジックリと研究して何回も分散して買っていく姿勢がないと本当のサポーターとは言えない。 いみじくもFIFAワールドカップサッカーの準決勝、決勝が行われようとしている。俄か応援団も有り難いが、敗れた日本代表チームも含めてこれからもサッカーが本当にサポートしてもらえるのか興味深いところである。
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2002/06/24 | クイズ!!この注目企業の意外な社名の由来(その2) |
メルシー本田
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じゃじゃーん!!先々週から登場したメルシー本田です。両津の旦那に負けじとおいらも頑張りますので宜しく!!(バイクモードの発言) 「ところで、せ、せんぱいーす!先週はあんなんで良かったんですかね…?」(バイクから下りた本田の発言) 両津:「あー、あれで良いぞ!!俺は結構マニアックに書いているが、お前は相変わらず判りやすくていいな。ところで、お前はいつからあんな趣味を持ったんだ?企業名を全部覚えるなんて?」 メルシー本田:「いやだなー、先輩。私は日本全国をバイクで走り回りながら覚えちゃったんですよ。ですから社名と所在、ついでに歴史なんかはお安い御用ですぜ、旦那!!(俄かにバイクモードに変身!!)」 メルシー本田は今日も皆さんに社名の由来をクイズ形式でぢんぢ部長にメールしたので宜しく!!と言い残して走り去ったのであった。(でも、このキャラは漫画を見てないと判りにくいですね。こち亀は毎日曜日7時からフジテレビ系で放映中。) 「クイズ!!この注目企業の意外な社名の由来(その2・旅日記編) おまけに株価解説もしちゃいました!!」 前回に続いて今日も旅をしながら見つけた企業の社名の由来についてクイズを出してみましたので皆さんでも考えてみて下さい。それにしても今や世界に冠たる有名企業も創業時は社名一つつけるでも面白い出来事があったんですね。(メルシー) 第1問: 答え 解説: 株価解説: 第2問: 答え 解説: 株価解説: 第3問: 答え 解説: 株価解説: 参考:講談社「社名の由来」(著者:本間之英・定価1600円)
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2002/06/21 | 米国からの資金流出 |
生涯遊人
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昨日発表された、米国の4月の貿易赤字は、10.7%増加の359億3800万ドル、そのうち対日赤字が19.1%増加で、67億9200万ドル。第一四半期の経常赤字は、18.3%増加の1124億8700万ドル。これは市場の予想を大幅に上回る悪化となった。 1999年以降、米国の経常赤字の対GDP比率は−3.5から−4.5%の間にいるが、今回この数字が再び−4.3%と悪化した。原油高、あるいは衰えない個人消費に支えられた輸入増とはいえ、米国の赤字体質が依然健在ということが確認された。 この赤字体質を支えるのは、海外からの資本の流入である。米国は長くこのシステムを維持してきたが、それを可能にしてきたのは、基軸通貨国と優良な投資先を提供するといった経済の柔軟性と、海外の資金を十分に受け入れることができる資本、金融市場の存在と、それを仲介する金融機関の存在があげられる。 米国債市場は世界ーの流動性をもち、また米国株式市場は玉石混合、さまざまな投資対象が存在する。 このシステムをより洗練させたのが、クリントン政権のルービン財務長官だった。米国投資銀行のゴールドマンサックスの共同会長まで務めただけあり、金融マーケットを知り尽くした彼は、米国に資金を集めるパーフェクトなセールスマンだったといえる。 米国は、経常赤字をファイナンスのために、海外資金の流入が必要だが、現在の状態はルービン財務長官の時代とは大きく異なる。現在の、そしてさらなる下値リスクのある株価、低い債券の利回り水準では十分な海外資金を引き付けることは難しいかもしれない。 特に米国から欧州への資金流出が激しく、ユーロは対ドルで上昇している。現在0.9650近辺だが、2−3ヶ月中には、1.000をめざしていくことになろう。 $円に関しては、日本経済への信頼感の欠如、日本への資金流入が増加しない、あるいは、123円を割れる水準では、日銀の介入があるなどの理由で、さらなるドル安、円高は小休止という状態にある。
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2002/06/21 | 本日は私の当番ではないが… |
両津勘吉
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花火や鉄砲に使われる火薬を昔の人々はどうやって作ったのだろうか? 先達て、某大学で無機化学の講師をされている先生と会談した時、この火薬の話になった。先生曰く、昔は火薬を作るために縁の下で小便をしたそうだ。小便をすることで尿素を好む菌が硝酸塩を作るのだという。日なただと雑草が生えるからボツだそうだ。 昔の方々は化学記号も知らないのに、知らぬ内に合成技術を身に付けていった。人間の体はまさしく有機合成マシンであり、これを人工的に行うのはムリとされていたが、今や当たり前の技術。 しかし無機化学を得意とする企業を中心に、菌の研究が盛んになっている。例えば鉄や銅を食べる菌など。CMPで有名な荏原は、0.5ミクロンの銅配線をバクテリアに食べさせて描くというパテントまで出願されている。 純度を極限まで上げる技術が可能となり、無機化学に無限の可能性が出てきた。(両津)
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2002/06/21 | 閑話休題 |
駄洒落商会会長
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駄洒落商会会長です。 当「億の近道」執筆陣では、大原部長がピアノ、ぢんぢ部長がドラムスと、それぞれプロフェッショナルはだしの名手であることは、一部の読者の皆さん、よくご存知のことと思います。また、あまり知られてはいませんが、両津勘吉氏もエリック・クラプトン、ミック・テイラーなどの系譜を受け継ぐブルース・ギタリストです。 私はといえば、ぢんぢ部長より「編集後記」などで再三にわたって紹介がありましたように、若年時より10数年にわたってラグビーに関わってきた「体育会系」ですので、楽器には縁がありません。 「Tokyo TUC」 あるいは、 「SOMEDAY」 など、お会いすることがありましたら、宜しくお願いいたします。(駄洒落)
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2002/06/18 | 連載 負けない投資 その2 |
大原部長
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【1に継続、2に継続、3,4がなくて5に継続 「慣」を律する】 投資家から受けるよくある質問は、このようなものだ。 「わたしは何年も投資していますが、報われていません。何が悪いのでしょうか」 わたしの答えはこうだ。 「何年も」ではだめです。短期過ぎる。「何十年も」投資し続ける、これが長期投資だと。 投資の極意はなにか。それは継続である。「継続は力なり」。「1に継続、2に継続、3,4がなくて5に継続」だと。 武田薬品は50年前50円だったが、いまは5000円を越えている。複利換算では年率10%になる。十分ではないか。 TOPIXは50年前15ポイントだったが、いまは1000ポイントを超えている。インデックスであれば、9%程度になる。これでも十分だろう。 もちろん、高度成長期を含む日本の過去50年と、これからの日本の50年とを同列に論じるのは無理があるだろう。しかし、持続的な実質経済成長率が例え2%だとしても、50年後にインフレ調整後で、日本のGDPは2.7倍に増える計算になる。仮に配当の成長率が5%の優良銘柄であれば、50年後は11倍以上になる。 それで十分ではないのか? もちろん、株は一日に数%も動いている。その動きを何とか利用したいという気持ちもわかる。 何か意味のあることを成そうというときに、そういう情緒不安定なものに人生を賭けていては駄目だ。 株式投資におけるもっとも重要な資質とは、継続力。毎月、毎月、小額でもいい、とにかく投資を続けるという生活習慣である。 そのためには、自己の生活を律しなければならない。どうしたら律することができるのか、それは各人の資質の問題だろう。 継続が力。このことは、当たり前すぎて面白くないかもしれない。この当たり前のことさえ、できないのに、投資で成功するのは難しい。 もちろん、運がよければ、数年で何倍にすることもできるだろう。しかし、そういう運で増えたおカネは運で無くなっていく。 ⇒継続は力なり
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2002/06/18 | 株価診療所便り |
大原部長
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億の近道オフィシャルクラブで開業している診断所に寄せられた相談です。 〜ご相談内容〜 マスプロ電工(6749)についてご教示下さい 〜診断結果〜 大原より 楽観予想=下期偏り予算 上と下に分けると 昨年下期 今年の下期予想 上:下の利益の出方 ということは、投資家が自信を取り戻すためには、下期が計画を上回ることが必要になるわけです。いずれにしても下期の状況を見るまでは、信用できない、そう取られる心配があります。 だから、いくら上期がよくて、1億円の利益の予想だったのに、状況がよくて2億円になりました!といわれても、買えない。下期に想定以上によくないと買えない。そう考えるのが大多数の投資家でしょう。 アップサイドは長期的にどうか。 まあ、下期になって、足元が想定以上にいい、そういう展開がくるのか、わかりませんが、しばらく様子見の展開が続くでしょうね。 だって、下期に景気が戻りますっていう言い訳をどれだけ投資家がいままで聞かされて、その結果どうだったかって、悲惨ですよ。 「下期回復」これは投資家にとって禁句に近い。 上がるといいですね。
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2002/06/17 | 今週の株式相場 |
炎のファンドマネージャー
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●先週を振り返って 先週の株式相場は、SQ算出や主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)・財務相会合を控えて、前週に引き続いて見送りムードに支配された。米国市場ではN・Yダウ、NASDAQ総合指数共、年初来安値を更新するといった波乱に見舞われた。米国株式の下落を受け、日本株式も値下がり急となり、日経平均株価は4/12以来2カ月振りに心理的なフシ目である11,000円を割り込んでしまった。一週間を通じての日経平均の下げ幅は517円となり、昨年9月第3週(9/17〜9/21)以来の500円を上回る一寸した下げを演じた。 ●今週の株式相場展望 引き続き不安定な動きが続き、米国株式の推移を見守りながらの展開に。政策への失望が広がっている上、市場心理の悪化に歯止めが掛かりそうになく、日経平均は「更に下値を試す」といった見方をする投資家が急増している。 ●主力電子部品、半導体関連株には反転の動き 上記のコメントは週末現在のもの。本日は早速に上記の予想通り、日経平均は10700円を割り込んで終えた。
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2002/06/14 | 為替相場動向 |
生涯遊人
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やったね日本代表という今日のチュニジア戦でした。しかし株式市場も為替市場も、サッカーのようにすっきりとはしない展開の1週間でした。 米国株式市場は、旺盛な個人消費にかかわらず、企業業績の下方修正、企業会計の不正の続発、更なるテロへの警戒感、インド、パキスタン間の緊張を材料に下落し、そのことがまた$売りに拍車をかけることとなった。 対円に関しては、122円台まで下落したドルは度重なる日銀の介入により122−123円台で底打ちし、徐々に円安方向に向かいだした。一時は、米国株式の下落にもかかわらず日本株式は堅調で、円高の進行とともに外国人の日本株買いによる円買いなどといわれたが、ここにきて日本株が12000円で折り返すとともに、円安も進行してきた。 先週までの財務省発表の『対内対外証券投資』のデータをみると、 5月20日と27日の週が資本流出となったのは、国内投資家の海外債券投資が拡大したことと、海外投資家が日本の債券を売り越したことが原因となっている。 そうなると、ここからは私の予想ですが、今週の株式の下落をみるとそれらの資金の流入が止まったり、あるいは逆に売りに転じたのではないかという疑問がわいてくる。また円安もじわじわと進行した1週間だった。 日米ともに経済状況あるいは安全保障の面で不安定な中、ドル円のレンジは122−128円の動きと見ることができる。(生涯) <お詫び>
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2002/06/14 | ユニクロ夏の新商品 |
小野小町
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ファーストリテイリングの5月の既存店売上高は前年同月比44%減と8ヵ月連続で減少しています。会社側の前提が前期比25%減(上期実績21%減、下期計画31%減)であることを考慮しても依然厳しい数字と思われます。直営店全体の客数も今年に入りマイナスに転じるなど、消費者の「ユニクロ」離れが進んでいるようです。 理由として「飽きられた」とか「ブランド力の低下」などいろいろ言われていますが、一つには単純に「消費者の欲しいものがない」のが要因と思われます。 少し流行の話をさせて頂きますが、婦人服は今年も昨年同様レースやフリルを多用したフェミニンなラインが主流です。具体的にはマーメードやフレアといった裾広がりのスカート、レースのついたブラウス、更にボヘミアン調のスモック風ブラウスが「必須アイテム」として宣伝されています。また小物ではアクセントとして腰に巻くタイプのベルトも人気のようです。色は白やベ−ジュを基調にパステルカラーなど綺麗な色・柄を組み合わせた着こなしが目に付きます。まあおしゃれ下手な私が説明するより実際に街を歩く女性をじっくりご覧になって頂いた方が早いかと思いますが…(注:見るのは女性でなくてあくまで服の方ですよ!)。 話が逸れましたが、当社の商品は最近トレンドから外れる傾向にありました。今春のカタログを見ても流行とマッチした商品が殆どなく、個人的にもあまり欲しいと感じませんでした。 実際店舗に行ってみると昔に比べて人が少なく買い物しやすくなったな(ほめているのか?)という気がします。気に入ったのがあったら買おうと思いつつ、実際商品を見てみると、ギャザーのついたカットソー、スモック風ブラウス・・・正直な処、かわいいけれどデザインはいま一歩という印象です(で、結局買わず…)。 価格も昔は安いという驚きがありましたが、なにしろ最近はイトーヨーカ堂とかダイエーなど大手量販店の衣料品が異様に安い!。しかも以前に比べるとデザインにも流行を取り入れ、かつ季節前倒しで半額セールを実施しています。ちなみに私の近所のDマート(ダイエー系)では流行のスモックブラウスは今月から早くも半額(2900円→1500円)で売られておりました。 そうした競合も激しくなったためか、今期から生産調整のため販売計画の50%を目標に初期投入を行っています(まだ足元は60〜70%の水準だそうですが)。店頭に出した後、売れ筋かどうかを判断して追加生産をかけるそうです。ちなみにTシャツなどは早ければ2〜3日で完成するそうですが、その後中国工場から日本の店頭に置かれるまでに10日かかります(結局2週間くらい?)。ただ10日も経ったら店頭の売れ筋が変化しないのか、流行に対する機動力には若干不安を感じます。 現在業績の底を模索している状態ですが、足元のドライキャンペーンが好調の他、初期投入50%という生産調整も来期から本格化するようです。秋のカタログでかつてのように消費者ニーズをつかむ商品が開発できれば、改めて株も(服も)買うタイミングがあると思われます。(小町)
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2002/06/14 | トヨタの国内販売に異変あり? |
両津勘吉
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6月7日の日経産業新聞に”好調なスタートを切ったイスト”なる記事が掲載されている。イストとはビッツの兄弟車、2週間で26000台、4週間で42000台と受注は大変好調な推移を見せている。また、日産エルグランドの対抗馬として発売されたアルファードも、2週間で12000台の受注を確保している。 新型車を出したプラス効果の反面、ビッツの販売は4月8952台、5月7871台。一方、エスティマは3月15041台、4月6582台、5月7478台です(3月は期末の特殊要因です)。 トヨタは国内空洞化による従業員はカットしない、つまり工場稼働率を確保するためにシェア42%ではえらい不満なようで、50%を狙っていくとしている。しかし国内販売市況の不透明感強い中で、ナンバーワン企業がシェア至上主義をとるというのは果たしていかがなものか? 上記紙面ではイストの販売を誉めている内容ではなく、むしろトヨタの迷走を掲載しており、これを書いた記者はポイントを突いている。トヨタはかつてのような乱売には絶対移行しないと明言しているが、イストは価格を下げてきているのが事実。日産、ホンダは馬鹿げた安売りに走るとは思わないが、コンパクトカーにこれから力を入れる三菱自動車のプライシングが非常に気にかかる。 トヨタが安い車を作るに当って、部品メーカーに困惑の動きが出ている。コスト削減では日産のイメージが先行するものの、トヨタも負けじと部品メーカー泣かせに走っている。 某企業が泣きながら説明してくれた。 日産が部品メーカーの株式を売却し、技術アドバンテージを指摘したアナリストもいたが、先週訪問した企業は一風変わったことを言っていた。かなり前のことらしいが、日産単体とトヨタ自動車単体を比較すると、材料技術では明らかに日産に軍配が上がったという。しかし日産グループが束になっても敵わないのがデンソーだという。デンソーの素材技術は抜群の一言に尽きるらしく、今のトヨタはデンソー無しに語れないとか。 私もデンソーという企業は大好きで、技術者の対応も非常にグッド。技術的に分からないことがあって、直通電話かけてもきちんと説明してくれますからね。しかも「この技術は某企業のものを少しはパクってますね?」と聞いても思わず苦笑いしながらジョークで濁す余裕もさすがデンソー。デンソーはトヨタなしでも生きていくことが出来る、世界ナンバーワンであると私は考えていますし、トヨタがデンソー株式を買い増す理由も頷けます。 トヨタ、ホンダの2強をどんな局面でもストロングバイとしているブローカーアナリストが散見されるが、そのような指示に従って株式売買していたら、あっという間に資産が半分になることでしょう。 今回は国内販売のみについて書きましたが、ワールドワイドな視点から、かなり前の時点で強気は間違っていると指摘していたモルガンスタンレーの平形アナリストと、ドイツ証券の吉田アナリストは正にお見事。 話が脱線しますが、自動車技術に詳しいのは唯一、ドイツ証券松本氏。 読者の方に是非ともご覧になって頂きたい。日産新型マーチのボンネットを開けるとエンジンの上に黒い箱が載っているが、この箱からエンジン後方側面に同じ黒いパイプが伸びている。これが吸気のパイプで、インテークマニホールドと呼ばれ、エンジンブロックに直結している、つまり熱くなる訳だが、従来は金属だった。マーチは化学メーカーの技術革新によって樹脂が使われた、初めての例じゃないかな。 次にトヨタビッツ。ディーラーに行ったらビッツのドアを開けてみてください。更に窓を開けていくと窓枠の周りに黒いシーリングが見えます。窓を閉めたときに雨や風が入らないためのもので、ゴム製のシーリングが使われておりますが、トヨタはビッツから樹脂製に変更しており、日本で唯一です。しかしトヨタがコスト削減効果を狙って樹脂に変更したことで、豊田合成自動車部品事業中のボディシーリングの売上&利益に大きな変化が現われていることでしょう。 「樹脂にしたたけでなんで利益が減少するのか」と思われましょうが、ゴムの場合だと付加価値が付け易いのだ。同社が納めるビッツ用窓枠樹脂は、材料を買ってきて押し出し成型&暖めてくっ付けるのみ。トヨタは2000cc以下の車に樹脂を多様化する方向にあるようで、現在、この方式を用いた車種はたった3車種のみ(樹脂の方が安いがデメリットは温度や紫外線の影響から経時変化が現われ、密閉効果や空気の流れの変化から風切り音が大きくなること。だから今の樹脂技術ではセルシオやクラウンなどの高級車には搭載されないが、2000cc以下の車では樹脂を増やす方向にある)。 豊田合成と化学企業では、その技術力に大きな違いがある。自動車に力を入れている石油化学王手の三井化学や住友化学がこの分野で本気になったら、既存の自動車部品企業はひとたまりもないだろう。 最後に鉄板メーカー、特に川鉄が日産やトヨタなどのコスト削減に反対の意見を派手にぶちまけている様だ。某アナリストも自動車企業の値下げは通らず、鉄鋼メーカーの勝ちと言われていたが、今回は仕様の変更や種類の減少などで対応することになるが、確かに値上げを飲むかもしれない。 しかし鉄鋼メーカーがあまりにも強情な立場を取るのは辞めたほうが良さそう。自動車メーカーに知り合い多い某氏に依頼し、今回の件がどうなるか教えてもらった。2社購買する理由は値下げ競争させる意味合いもあるが、最悪のケースなら1社にする可能性もあるらしい。つまり自動車メーカーにしてみれば強情な企業との付き合いを辞めて、新日鉄1社に絞って量の約束をするというパターン。要は縁切りだ。日本の鉄鋼技術は素晴らしく、その技術のお陰で微妙な曲線や素晴らしい塗装が可能となっているだろうと鉄鋼メーカーは主張するし、それも事実であろう。しかしながらその理論からすれば、悪い鉄板を使っているダイムラーベンツやBMW、アウディーのボディーや塗装が貧弱か?いや違う。 鉄鋼メーカーが駄目な分、塗装メーカーが頑張っているようなのだ。ボディー形状について私はわかりませんが、最近挙って導入されているコマツの6000トンプレスなどは好影響を与えていないのであろうか?…今度調べてみることにしよう。 しかし、川鉄が突っ張れば突っ張るほど、塗装メーカーにチャンスが回ってくるのか?
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2002/06/11 | 連載 負けない投資 その1 |
大原部長
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大原です。 前々回連載「アナリストが失敗するとき」では、市場の熱狂と落胆のギャップに翻弄されるアナリストの浮き足立った姿を描こうとしました。 逃げない、甘えない、浮き足立たない。特損と無縁の企業を選び抜き、市場の落胆をむしろ逆手にとる。そして、負けない鉄壁の守り。水を漏らさぬ運用力はどうしたら身につくのだろうか。理想の投資のあり方を自分なりに描くことにトライしてみます。 ひとつの知識だけをもって、株式投資に望めといわれたら、どの知識を選ぶだろうか。 数字は嘘をつかないという事実だろうか。 競争力があれば、勝ち抜くことができる。 負けない企業は、結果として、財務内容もよく、業界の地位も高く、利益率も高く、資本効率もよい。 コスト競争力が備わっているかどうかは、なにを見ればわかるのか。 売上とバランスシートを比べる作業を「回転率」を算出するという。 利益額と資産を比べることをリターン オン アッセット(ROA)という。 利益率が低い。 利益率が低い企業については、株価を一株あたりの利益で割って求めるPERなどのバリエーションの議論は、1−2年の短期のものになる。 そういう議論をまずしたい。 競争力の有無は、PERの議論の先に来る。 利益率の低い企業は、付加価値が創造できていないのだから、将来のキャッシュフローを予測する作業は無意味になる。 しかるに、理論株価は、企業は永遠に続くという前提に立つ。 だから、株式投資の世界では、実用的な道具として、ほんの1年先の収益を予想して、その収益を基準に株価を論じるという慣行になっている。 PERの議論は、来期ベース、今期ベースの予想と基にされる。 「負けない投資」では、負けないためのメソッドを提供していきたい。
【負けない企業の業績の落ち込みは最大の買いチャンス、負ける企業の業績の落ち込みは企業存続のピンチ】 業績の落ち込みを歓迎できるだけの余裕のある企業の方が買う価値があるだろう。 競争力のある企業の利益率が高いのは、おおむね、売上に変動する性質の費用が少ないからである。 【モデルケース】 営業利益率20%の企業で変動比率が20%の企業を考える。 売上が20%増えると80%増益 売上が10%減ると40%減益 売上20%減なら80%減益 となる。 【モデルケース2 利益率が極めて高いと収益のブレが小さい】 営業利益率50%、変動比率20%の企業を考える。 競争力で他社を圧倒するなら、1)利益率が高く、2)収益も比較的安定し、3)長期的な展望も立てやすいだろう。 問題は、売上の見通しの一点に絞られる。 理屈で勝てそうな株をプロは選ぶ。 理論株価が適応できるのは、企業の長寿が前提になる。
【理論株価が適応できるような長寿が確約されている企業は、株の勝率が高くなる】 5年後のビジョンが描けない会社は、PER5倍を基準に株価を考えなければならない。 そして、収益を無理して出していると、財務内容が悪化していく。 【演習】 今後の最終損益予想が以下の企業の価値を求める
最終損益、1年目と2年目の合計は20円。 企業がつぶれるとする。つぶれる企業は財務が悪い。 【演習】 競争力のある企業の最終損益が10円だとしよう。 1000年×10円=10000円。 PER1000倍とPER2倍は、どちらも理論的に正しく、どちらもフェアバリューである。 =つづく=(大原)
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2002/06/11 | 企業健康診療所便り |
大原部長
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企業健康診療所便り(読者からの質問コーナー) 【Re: セコム&武田薬品工業 2002/06/06 知の利さんからご質問】 こんにちは、初夏という事で暑い日が続きますね。社内から一歩も出ないので、一応、快適な日々を過ごしておりますが。3年ほど前に”相場が悪い時には良い会社に長期的に投資していこう”と考えて、株式累投でコツコツためてきたものです。残念ながら、買い始めた頃が高い時期だったようで多少含み損。本などでも常に取り上げられる銘柄で、”優良企業で、相場回復期にはこのような銘柄から上がっていくでしょう…”なんてコメントを見かけたりして、そのうち上がるのかなー?などと期待しています。・セコム”ATMへの入金”などを請け負っていて今後は期待できるかな?しかし、事業を広げすぎている??この一社で複数の事業に分散投資!って感じでしょうか?・武田投資を始めた頃は、”優良企業で業界トップの企業に投資しておけば、きっと・・・”なんて思っていたのですが、今となっては、比較する相手が世界になってしまって、気がつけば2桁順位?株式交換で武田を買収可能な製薬会社も世界にはいたりして・・・いろいろ考えてしまいます。大原部長はこの銘柄どう判断されますか? 【返信 大原より】 その通りだと思います。3年前ほどからコツコツとありますね。 結果としては上々ではないでしょうか。まあ、絶対金額でいうならば、コツコツと3年ではだめです。 50年前 TOPIX 15 ポイント ⇒ いま 1108ポイント ちなみに負け組の代表として神戸製鋼(すみません)を上げるなら 40年前 26円 いま63円 おいおい、40年たってまだ2桁かよ!!! 事業環境も長期で見れば良好でした。 さて、海外大手と引けをとるか、うーん。ちょっと、心配な面もあります。規模的にはね。武田の研究開発費1000億円。営業利益2900億円。海外大手のR/D 平均1500億円。 【リストラは継続してやるべきというお手本が武田さん】 96/3従業員数17000人⇒いま14000人 さて、セコム さんに移ります。わたしは、警察なんかも、民営化したらいいなあと。(笑) 金持ちと法人だけですね。この会社の狙いは。 昔:警備員⇒無愛想 警察関係の方、すみません! いや、感じのよい警察官さんも沢山います!西葛西の交番の警察は感じがいい! おカネはらって安心を買う。うーん。しっくりきませんね。 1世帯あたり負担料金はわたしの勝手な試算では、20万円。 しかし、貧乏な方は、税金を払っていない。 世帯当たり20万円/年間の費用といえども、10%の金持ちが、年間200万円はらっていて、90%の貧乏人が、負担していないという現状だ。 一方、税金を払っていない人が、月々保育園には別途数千円。 金持ちは、いままで年間200万以上警察に納めているのだから、その負担を自分たちだけを守るという契約にすれば、サービスの質は向上する。 今後、この国は、広く薄く課税するという方向が望ましい。 一方、警察権力の急拡大とともに、やくざは激減。 やくざ 昭和38年 18万人 ⇒ いま 8万人 やくざは、ちょっと衰退産業ですな。(やくざさん、ごめんさない。)その中の山口は、勝ち組。やーさんの世界も、勝ち組へのシェアの集中が起こっている。 【質問 今話題のスカパーはいかがでしょうか? 2002/06/04 so16さんより】 初めて、書き込みします。よろしくお願い致します。W杯が世の中的に盛り上がっていますが、関連銘柄であるスカパーの株価は一向に上がってません。もうこれ以上、上がる見込みはないのでしょうか? 【返信 大原より】 so16さま初めての書き込みということですね。まことにありがとうございます。大原と申します。 【スカパ】 とりあえず、株価の議論はやめます。企業の中身のお話をさせていただきます。 さて、今日のワールドカップの日本対ベルギー見られましたか? 普通に考えると、NHKの罠にみんなやられるのではないでしょうか。 高価なアンテナと工事が必要になり、見たい番組はオタッキーなものばかりという民間のスカパがどれだけがんばれるのだろうか?? たとえば、民放の番組の場合、スワップ?が(SMOPでしたっけ?)が4−5人で出ていると、それだけで10%程度の視聴率が稼げる。 それじゃ、新宿や渋谷でビラ配ったほうが安いわ。 それがスカパの現実ですね。 でも、誰も文句を言わない。 でも、そうなると思います?? ならないんじゃないかなあ。 TVを見る目的は何でしょうか。 高価なアンテナを買わせた上に、契約料金をとり、企業の宣伝が入りまくるわりには、番組が「大原の銘柄相談」じゃ、こりゃあきません。地上波の視聴率とスカパの視聴率の差は、埋まらないでしょう。 スカパのせいじゃないけど。NHKのせいですね。 でも、スカパのように何十とチャンネルがあること自体がビジネスモデルの最大の欠陥になっているということは、知っておく必要があると思います。 本当の需要だけを追っかけるなら、それなりのビジネスプランが必要になる。 どうして、勇ましく、海外のわけのわからんおっちゃんが、日本という国を選んで、あえて、沈没したのか、理解に苦しむところです。 ビジネスとは文化を理解しなければならないでしょう。 わたしなんか、NHKのドキュメンタリーみたって、全然、本当だとは思いませんよ。 新聞だってそうですね。 しかし、サッカーで勝った後は、じっくりと記事を読んでしまう私… 矛盾ですね… 銘柄相談は、PERとか、バリエーションだとか、言う前に、「そもそもこの企業は誰と戦っているんや、誰のために戦うんや、どうしてこういうことしとるんや」そういう考えを、一度、まとめんとアカンのですわ。 今日は、業績に入れません。 どうしたらNHKをぶっ倒せるか????????? この?の数だけ、考えて、スカパにチャンスがあるとわかれば、あなた、そりゃ、スカパの社長になれますよ。マジで。 ごめんなさい。初めての投稿で、こんなに「攻撃」してしまって… では、お大事に♪(大原)
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2002/06/10 | クイズ!!この注目企業の意外な社名の由来(その1) |
メルシー本田
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突然ですが、本日から新たなキャラクターの登場です。 はじめまして。メルシー本田です。 「クイズ!!この注目企業の意外な社名の由来(その1) 今日はいつもと違って多少面白おかしく企業の社名の由来についてクイズを出してみましたので皆さんでも考えてみて下さい。(メルシー) 第1問: 答え (1)英語 (2)日本語 (3)スペイン語 (4)ロシア語 解説: 株価解説: 第2問: 答え 解説: 株価解説: 第3問: 答え 解説: 株価解説: 第4問: 答え 解説: 株価解説: 第5問: 答え 解説: 株価解説: 参考:講談社「社名の由来」(著者:本間之英・定価1600円)
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2002/06/10 | 今週の株式相場 |
炎のファンドマネージャー
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「微妙な段階に差し掛かってきた東京株式市場 その中で大胆に予測する今週の株式相場」 先週末の地合を受けて、今週も軟弱なスタートとなりました。これで今晩のNY市場が安いと明日の東京市場も続落の可能性がありますが、オプションを見ている方は一寸したチャンスを想定する向きもあります。 【今週の株式展望】 下値目途とされてきた11500円を割り込んできたことから、今週の東京株式もなお弱気の声が力を増すことになろうが、ここからの押し目水準には買い意欲も出る筈で、今週は先週末にあったザラ場安値11365円を仮に下回ってくれば絶好の買い場との見方が可能。 気になる米国市場についても、ファンダメンタルズでは不透明要因を抱えていると言っても、テク二カル上は今週前半が買いタイミングを迎えるとの見方が可能で、日米ともに週前半の押し目買いスタンスで奏効すると考えられる。 日経平均を見ると、2月ボトムからの相場の流れからは3月高値12034円を頭にボックスゾーンでの展開を余儀なくされていることが明確。 今週は週末にSQを迎えることから、週前半での指数反転はオプションの波乱につながることが予想される。外国人投資家を中心にリバウンド狙いの買いが入ることになれば、思わぬ展開になることもあろう。そういう意味でも要注目の週となるだろう。
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2002/06/07 | 電線会社がガラスを作る理由 |
海野六郎
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前回まで、光ファイバー用のガラスの製法について述べてきましたが、日本ではこれらのガラスを作っているのは、電線製造会社であって、ガラス製造が本業の大手ガラス製造会社ではありません。これは外国では見られなことです。ちなみに、世界最大の光ファイバー製造会社は、USAのガラス製造会社であるコーニング社です。 ●電電ファミリー 光ファイバーの製法を研究していたのは、電電公社(当時)でした。光ファイバーを使って電話線を将来購入するのも電電公社でした。しかし、その製造はできません。そこで、電電ファミリー企業の一員であった電線メーカーが共同研究をするという形を取り、VAD法による光ファイバー用ガラス製造方法の開発が進められました。 もしも、ガラスメーカーが光ファイバーを作ったら・・・・。VAD法に優る低損失の光ファイバーを製造するのは困難ですから、あくまで机上の空論ですが、光ファイバーを作ってもそれを電線会社に売り、そこで通信ケーブルと言う製品が作られない限り使えません。ケーブルを製造できるのは、電線会社だけです。その電線会社が自社生産で光ファイバーを作っているんですから、ガラス会社から買う訳がありません。 ●おまけの話 電線と呼ばれるものには2種類あります。電気を送る電線と、通信用の電話線が「電線」と呼ばれています。その中には電気を良く通す銅(Cu)が使われております。電線を作るには、その材料価格のほとんどの部分を占める銅をどのように手に入れるかにかかっていました。 従って、銅山から掘り出された銅の多くは電線に使われました。日本の銅山の有名なところは、足尾(栃木県),別子(愛媛県),日立(茨城県)といったところです。いずれも古河電工,住友電工,日立電線といったところに直結しています。 電力線や電話線の他に、導線は「巻線」としてモーターや発電器に使われます。これらのものを作る重電の会社は、電線会社の子会社として作られ、企業グループを形成していきました。 古河電工を例にしますと、 足尾銅山(古河鉱業) といった流れになります。 フジクラ(旧社名は藤倉電線)は銅山を持たない独立系ですが、資本系列は三井系でした。近頃、大株主のさくら銀行が住友銀行とくっついてしまい、ライバル会社の名前の銀行が、社内のATMとして使われているそうです。 業界第1位の住友電工は、バックが日立製作所の日立電線と仲良くなったため、残った古河電工とフジクラが手をつなごうとしている、銀行や生保とは違った再編がありそうなのが電線業界です。
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2002/06/07 | 為替相場動向 |
生涯遊人
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本日、1−3月期の日本のGDPが+1.4%と発表された。マーケットの事前予想は1−1.5%だったので、為替マーケットでは、大きな動きはなかった。 このGDPの内容をみると、日銀による介入もうなずける。輸出頼みの景気回復にとって、120.00円を死守することは、景気失速を防ぐ数少ない手段のひとつだ。 理由はふたつ。 一つ目はお分かりになると思うが、二つ目の総合対策というのは、過去の例をみると、日銀の単独介入のみで$安円高を止められたケースは少ないことからくる。 これを防ぐには、金融緩和、あるいは協調介入といった手法が必要であるが、このレベルでの協調介入は、各国の同意が得られないだろう。 当面$円のレンジは122.50−126.50、 126.50−127.00を超えられない場合は、120.00円割れを試す局面があるでしょう。(生涯)
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2002/06/04 | 日産のエルグランド |
両津勘吉
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日産のNEWエルグランドが好調のようだ。 旧型と同様、VQ35を登載しているがトルコンを4速から5速に、そして足回りを変更している。米国スカイラインと同様のエンジンだから、レスポンスもスポーツ仕様。240馬力の余裕は重い車体を軽々と200キロ以上に導いてくれることでしょう。ノーマルデフのレシオを把握しておりませんが、リミッター解除で220キロはでるのではないでしょうか。 ボディは従来型より若干低くしたが最低地上高も低くなったため、キャビン内の前高は旧モデルよりアップし130cmに。身長132cmの息子がほんの少し前傾姿勢をとるだけで充分車内を歩ける。車高を少し低くしたせいか、バックから見たときのワイド感が出ている。 気になる価格だが、旧モデルとほとんど変りはない。最上級モデルXLが2WDで400万円オーバー、Xが?、VGが308万円、最低グレードのVが289万円。量はVGが一番でると思うが、表面上安いVに人気が集まるかも。しかしながら最近の車には珍しくVはオーディオレスなのである。ラジオも付かないのに289万円とは!!! 私はVGで見積もりを出してもらったが、なんだかんだ含め400万円オーバー。「どうしてこんなに高いんだ!」と営業マンに文句言ったら、ツインナビやら色々なものを含めたようで、 ブランド力アップが課題の日産ですが、値引きはしません。最後の折衝になったらある程度は可能でしょうが、10万円は不可能な模様。なんでも日産経営者曰く、今度のエルグランドは原価が高いそうで、それを値引きしない口実にしております。しかしながらディーラー営業マン曰く、今度の経営者は外人なので(ゴーン社長のこと)値引きしてはならないと固く言われているようだ。購買コストカットも含め、値引き販売しないことによる利益改善は大きい。 メーカー系ディーラーは中古車屋より常に下取り価格が低かったですが、私の車の査定は信じられないような価格を提示してきた。ディーゼル規制を口実に、5年落ちRVを二束三文扱い。千都日産を退散後、ガリバーに直行。担当者に「まだ3万キロも走ってないぞ」「オレの車は2年前に70万円かけてオールペンしてあるぞ」と言いまくったら、日産より20万円以上高い値段を提示してきた。 なんでも日本はディーゼル車の人気が低下し、在庫がダブついている。ところが中東では人気があるそうで、RVの半分くらいは中東に流れるそうだ。 日産で下取りしたらガリバーとの差額20万円+日産はそれに10〜20万円を上乗せしてオークションで販売(最終ユーザーに直接売るならもっと高い価格)するであろうから、中古車で30〜40万円の利益が転がり込んだうえに新車の利益も入ってくる(千都日産は日産直系)。 絶対に値切ってエルグランドをゲットするぞ。(両津)
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2002/06/04 | 日興ビーンズ主催の投資セミナーで言い忘れたこと |
炎のファンドマネージャ
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【一挙公開!! 特盛りワールドカップ日本初戦の日に送る、日興ビーンズ主催の投資セミナーで言い忘れたこと】 私は5月29日に開催された日興ビーンズ証券、ゴールドマンサックス証券主催のセミナーに講師として出席させて頂いた。その際にお話した内容については、メールマガジン「億の近道」を開始した経緯や、私の有料コンテンツの内容などのほか、全体相場の流れや注目されるテーマやセクターなどであった。時間が限定されていたので全てをお話できずに終わってしまったが、その際に言い忘れた点を改めて披露しておきたい。 とにかく、大勢の皆さんの前でどの程度踏み込んで話が可能なのか明確ではなかったので、私の話も尻切れトンボになってしまった感があるが、こうした問題をカバーするためにもメールマガジン「億の近道」は有効と考えている。(私としては投資セミナー&億の近道をうまく活用して頂きたいと考えている) さて、集まってこられたすべての方に100%満足いく話をすることは不可能に近い。長期スタンスなのか短期スタンスなのかがそれぞれの方によって異なっているし、それに対して、私の考え方は人となりなども理解してもらいながら話を進めるのであるから大変である。 出席者は、私のレクチャーから少しでも即結論に至る話を聞きだそうと考えているだろうし、私はその前提となる話を多少でもしておきたいと、様々に話をしようと試みて、時間が限定されてしまう結果となるのだ。 私は今回のセミナーで「ずばりこの株を買えば儲かるぞ!!」などという話はしなかった。 私はこれで良いと思っている。セミナーは大きな流れを掴むための場。私の考え方や人となりを理解して貰えれば良いとの思いがあるからだ。 私は、特許の事業化やマッチング事業を推進するNPO団体であるJPRA(日本パテントリサーチアソシエイツ)と提携し、特許の事業化、資産評価についての研究を始めているが、株式相場においてもこうした知的財産権の評価や事業化が大きな話題になるに違いない。私が講義している同志社大学証券アナリスト講座においても、タンジブルアセットだけでなくブランドや著作権、特許権などを含めた知的財産権などの目に見えないインタンジブルアセットの評価が時価総額の決定要因、事業戦略の大事な要素になる時代が訪れていると思い、学生の皆さんには課題としてインタンジブルアセットの評価をどうするかを考えて貰おうと計画している。 知的財産の評価は極めて難しいことであるが、米国ではplxという企業が取り組んでおり、日本企業もそのシステムの取り込まれるような情勢にある。私たちはこうした米国企業任せの流れについて、決して歓迎している訳ではなく、もっと日本の持っている技術や特許などを大事にして、確たる戦略をもつべきだと主張し、実際に行動に移ろうとしているのだ。 逆を言えば、これからの企業においては、知的財産への戦略がなければ生き残れないとすら思えるのだ。 さて結論から言うと、ここに来て堅調な展開を見せる株式相場は、なおも中期的な上昇余地を手掛かりに上値指向が続くというもの。目先の調整が多少ある方が、相場の息は長いとの考えを示しておいた。この点はこのメルマガの相場展望などでも示したことである。 また、セクター毎に動きが異なっている点を強調。全体相場は恐らく7月第4週にかけて(セミナーでは中期的な天井の時期をもう少し前にお話したのかも知れないが…)内需セクターを中心にヒト山形成され、目先の天井を打つだろうが、その後は9月までは調整し、年末高に向かうというのが言い足りなかったが結論としてお話したかった点である。 個別株についてはほとんど触れることができなかったが、セクター毎に動きが違っているように、個別においても動きが異なっている。今回のセミナーでは主催者の要望から村田、キャノン任天堂、NEC、ソニー、ファナック、トヨタといった輸出関連のハイテク、国際優良銘柄、IT関連、ブロードバンド関連銘柄としてのソフトバンク、内需関連セクターとしての武田、セブンイレブン、みずほHD、野村HDなどを取り上げて説明しようとしたが、時間がなく実現できなかった。 まず、特許戦略に注力している企業との観点から村田(6981)、キャノン(7751)、NEC(6701)、ソニー(6758)などを資料では取り上げておいた。結論から言うとこれらは当分はボックス圏の動きを続けるだろうが、天井を打つのも当分先になりそう。ソニーとNECでは異なった動きが見られ、NECは日経平均に連動している。全体相場が高値突破の動きを見せるきっかけになるセクターの中核となりそうな銘柄群である。 実は、セミナーの前にJPRAに依頼して、最近の特許公開数などを出して貰ったのだが、このことはセミナーで触れることができなかった。 <JPRA調べによる主要ハイテク企業の特許公開数、公告・特許数> 調査方法:(株)日本特許情報システムズの「楽々PAT」より(平成14年5月29日データ採り)
業種の違いにより、特許の件数に違いが見られるが、NEC,ソニー、キャノンは年間1万件くらい特許を出願している。任天堂は特許出願数は二桁で少ないといえる。 【大原部長による有望2社の特許公開内容に見る今後の事業戦略動向】 表1:ソニーの特許公開件数とその傾向公開年(暦年)
⇒特許のうち、半導体の占める割合が95年当時の25%から35%まで上昇している ソニーは、特許の数は企業規模にくらべて多いとはいえません。 表2: 村田製作所の特許公開件数とその傾向
村田の場合、トータルの特許件数はステディです。 とはいえ、膜厚、組成というような量産対応能力、コスト競争力に多大な影響を与えるものについては、しっかりと安定的に特許を申請しています。 1)プロセス関連の特許⇒安定的に申請 95年と今とを比べると、95年当時の方が、フォーカスが定まっていません。 生涯遊人によると、円高はこの先1ドル=120円まではありそうとコメントしておられたが、円高傾向を背景に、このところ内需関連株への人気が継続している。その中でも3月高値を抜けないセクターと抜けたセクターに2分されるが、大方が3月高値を抜けたセクターとして指数の上昇に貢献している姿が読み取れる。 参考データ【主要セクター別インデックスの動向】 TOPIXの2月ボトムからの上昇率 +24.2% 1)輸出関連及びハイテク系セクターの動向・・・9月をボトムに長期上昇トレンドに入る 2)内需関連セクターの動向・・・3月高値を抜けないセクターと抜けたセクターに2分 ◆3月高値を抜けないセクター ◆3月高値を抜けてきたセクター ◆2月ボトムから一貫上昇を描くセクター・・・一貫上昇だが率ではなお穏健 **為替が円高に向かう中で、このところは内需関連銘柄に人気がシフトしてきた。但し、今後は為替の介入警戒やボトムからの上昇率が50%を超えてきたセクターなどには利益確定売りも想定される。 【JASDAQ相場展望】 セミナーではJASDAQ市場についてもお話しておいた。1部市場が動き出すと相対的にJASDAQ銘柄は不利となる傾向にあるが、このところの日経平均の12000円大台を前にした頭重い展開から、JASDAQはむしろ動きが良くなってきた。但し、人気を集めているのは日本トリムやグッドマンなどのヘルスケア関連の好業績銘柄に集中しており、銘柄人気に偏りが見られる点には注意が必要。 高成長、好業績で低PER銘柄群に注目。以下のJASDAQ参考銘柄をセミナーでは掲げておいたが、先週からはシンワ(6880)など、かつての注目銘柄が動意含みとなってきた。業績変動は激しいが、下期の業績を慎重に見た上で今期予想連結EPS110円を見込み、割安感が台頭して急騰を演じてしまった。 参考銘柄(株価は6月4日現在) @第一興商(7458・株価 1990円 連結PER9.1倍) @サン電子(6736・同1030円 同6.2倍) @セミナーではナスダックジャパン銘柄も紹介したが @CVSベイエリア(2687・同620円 PER8.7倍) @日本ロングライフ(4355・同40.7万円 PER28.2倍) @アパマンショップ(8889・同44.4万円 連結PER29.1倍) ●セミナーでは50万円ポートフォリオを紹介
としておいたが、アトラスが紹介時より約100円値下がりした一方で、オークネットが紹介時より約100円上昇した(ポートフォリオとしてはイーブンの状態)ほかは、概ね安定した推移を続けている。 ●このほか、セミナーでは配当利回りの高いいくつかの銘柄を紹介する予定であったが、時間切れとなって紹介できなかった。 【琉球銀行(8399・時価1330円)】 沖縄経済の要である同行も他の銀行と同様の問題を抱えている点は変わりないが、今回発表された決算では、連結ベースでの経常利益118億円(+357.7%)、税引利益80億円(+33.0%)としている。特別利益段階でのやりくりがあっての業績であろうが、EPSは257円という高水準である。 株価は4月12日と5月10日の1220円で同値の2番底を形成。その後順調に株価は上昇してきたが、出来高が薄く一般にはなじみもないことから、それほど話題にはなっていないようだ。 政府の施策としての経済特区が具体化される時に沖縄がクローズアップされるのなら、より注目度は増すだろう。 =長期トレンド= =他の沖縄企業との比較=
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2002/06/04 | 先月の株式相場を振り返って |
炎のファンドマネージャー
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今回の億の近道は6月月初ということもあって、特別に今月の相場展望と題してお送りしますのでご参照下さい。(炎) 【先月の株式相場を振り返って】 4月12日の10886円をボトムに、4月23日の高値11812円まで8.4%の上昇を示した日経平均は、5月相場においてはゴールデンウィーク入りから月の前半こそ調整色を強め、5月7日には11250円の安値をつけたが、景気回復期待や円高傾向を背景に外国人投資家の買いが入り、反転上昇の動きを見せた。 この間、セクター別の動向を見ると、円高傾向から値嵩ハイテク株など輸出関連株は頭重い展開となったが、不動産、化学、造船、金融株など中低位の内需関連銘柄を中心に人気を集めた。 ◆日経平均 4月末終値11492円 5月末終値11763円(+271円)(+2.4%) 同2月のボトムからの値上がり率 +24.9% 【今月の株式展望】 今月の株式相場は、これまで頭重い展開を余儀なくされてきた日経平均が、終値ベースで12000円台乗せとなるのかに焦点が当てられる。過熱感なき上昇トレンドが続く方が相場の息を長くするとの考えからすれば、先月末にかけての調整はむしろ歓迎すべきところであり、最大でも11500円程度までの調整を想定するとしても、相場のリズムからはこのあたりから再び反転上昇に入るとの期待は高い。そのためには、日経平均の上昇に寄与する値嵩ハイテク株の動向が鍵となる。 **昨日は反発した日経平均だが、本日は再び下落。日経平均は11653円へと調整色を強めた。ハイテク株に安いものが目立ったが、これは想定した通りの動きであり、ここでの調整が相場の先行きにとってはプラスとなるとの認識を持っておきたい。(炎)
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2002/06/03 | 株価診療所便り |
大原部長
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億の近道 Lycos掲示板より 本日の患者さん 【質問1】 答え(大原) 【高いバリエーションは なにを語ろうとしているのか?】 見かけ上は、株価は高すぎるように映ります。 「PERは何倍ですか??」 そして、数多くの個人投資家やヘッジファンドが、信用などで売りから入ります。 そうです。この株は、異常なまでに評価が高い。 【どうして業績を超越できるか?】 1)圧倒的に強いメモリー向けのテスター。シェアがダントツ 2)会社の質が違う 3)技術はすごい (a)CMOS カスタムチップ (b)多層配線 (c)コネクター (d)ソフトウエアー (a)から(d)まで、それぞれ単独でも十分トップ企業になれる要素がある。 【今後の株価をふまえて??】 占いによれば、十分に今の水準でも買えると出ています。 【質問2】 答え(大原) タスコシステム 2709 【頼もしい。考え抜かれている、そういう印象を与えるHP情報】 HPを拝見。 月次売上、決算短信、決算説明会資料などの業績関係の開示↓ 印象は? 【リストラを見返してほしい】 いま、世の中って、リストラの嵐じゃないですか。 いま、世の中に求められているのは? 正直、マクロ的にみれば、フリーターやリストラ組の大多数は、冷酷なようですが、専門的な知識がなく、このままでは自身や家族の生活を支えることができない。 わたしなら、もっともPERなどのバリエーションが高い、FCに加盟するでしょう。 カネがないときはどうするか。 【バリエーションはまだ割安】 社会的ニーズなどを考え、☆を5つに設定してあります。 【質問3】 トランスコスモスの診断をお願い致します。 答え(大原) トランス・コスモス 2002/05/30 大原部長 Takaさんの依頼です。 【なにが株主のためなのか 考えてしまう】 社員平均年齢で27歳で社員の平均年収300万円台です。 財務がいい。現金がある。 経営者は税金が嫌い。ある事業を始めて、わざと大損してもそれが事業なら、節税の手段にできる。 経営者がそうなる気持ちは理解できます。 バリエーション的には、ベンチャー事業部分の評価はゼロとしても、説明できる程度の時価総額です。 ベンチャー投資をしなければ技術が導入できないということもない。 ⇒高い税金を納めて、配当も増やして、下請け事業をしっかりとこなす。これが正道でしょうね。 救いは、IRがいい。正直な会社です。それは大切なことです。 HPで説明会のプレゼンが見れます。資料もそろっています。誠意が感じられるHPです。 【気持ちはわかるけど、やっぱり すっきりしない】 わたしの意見は、かなり、極端なんです。機関投資家といえども、わたしほど、本質にこだわって、勝負を避けるアナリストもいないでしょう。 気になる部分とは、「逃げ」と「甘え」です。この2つが見えるともうだめ。気持ちが乗らない。 今回は、会社の言い分もよくわかりますし、バリエーションが安いので、このぐらいにしておきます。 【急騰急落は しこりが気になる】 どなたでしたっけ、そうそうあの自己顕示欲が強いグッドウィルのところでも書きましたが、しこっている人が多そうなので、上値は売り物が多そうなので、そういう点も気になりました。 【フォローになっていない?】 毎度、辛口ですみませんね。わたくしも、他人に厳しく、自分に甘い性格を変えなければ!! さて、毎日、いろんな方々がクラブライコスの無料診断をお受けになっています。 将来は、このように、銘柄などについて、いろいろと議論できるサイトのニーズが高まってくると思っています。 〜LYCOSクラブについて〜 オフィシャル、友達(年代別)、友達(地域別)、友達(職種別)、同窓会、音楽、ファンクラブ、エンターテイメント、ゲーム、趣味、スポーツ、コンピュータ・インターネット、ビジネス・キャリア、マネー、教育・資格、生活・家庭・健康、人文・社会・自然、旅行・地域情報、女性、など、それぞれの分野で、クラブをつくり、ネット上で情報交換ができるシステムです。 さて、IPO関連の情報がわかる「IPO専用倶楽部」なども非常に参考になります。 まだまだライコスクラブの認知度は低すぎると思います。Yahooなどの掲示板情報に比べると、内容は随分高度ですが、その分、勉強になると思います。 ☆☆☆クラブ ライコス ベスト10☆☆☆
(大原)
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